プロローグ。





「ええんやな…跡部」

「…ああ、好きにしろ。お前に任せる」

「わかった、…任せとき」

あたりも暗くなったテニス部の部室で、怪しく光る丸眼鏡と泣きぼくろ。

その日の夜、呼び出しのメールがテニス部レギュラーとその関係者に送信された…。


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明日 放課後テニス部の部室に集合すべし。

遅刻厳禁。
すっぽかしも禁止。

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「ふふふふふ………」

「文化祭の出し物No.1は…」


ぱちんっ


「この俺たちだ!!はーはははははは」

「誰もしらんやろなぁ…我がテニス部の出し物はみんな大好き伊達眼鏡先生なんやからなぁ」


怪しげな笑いがテニスコートに響いた。




(こら、まだ残ってたのか早く帰りなさい!)
(ああ、すんません!)
(かっこつかねーな)







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