杉浦作品(いちラキ)感想


12年2月号

S◇感想です。
今月は表紙・中もカラー扉という豪華な感じでした。つーか、羅貫と皇子の2ショット!向き合ってる向き合ってる!…ていうかお互いを牽制してる;こうしてみると案外似てないんだな、2人は。


これで完全に羅貫&千艸 VS 皇子&金隷になりましたね。
「自分の意志」で敵対しちゃったな、皇子…。でも羅貫に「感じが全然違う」って言われて『にこ』って笑った皇子はすんごい可愛かったです!
もう操り人形じゃなくて、ちゃんと自分で考えて動ける人なんだと、羅貫に示してるのが嬉しくもあり切なくもあり。まっすぐだなあ、皇子。

しかし、だがしかし。。
宮処を支えてる植物を土台から枯らすとか何やってんの、やーめーてー!;;
皇子は触れてなくても、あんなに遠いところにある木々でも枯らすことができるんですね。アレ?パワーアップしてる!?


クロがザクロに!白琵との血の約束を守るために、ザクロが駆けつけてくれましたよ。
こんな土壇場でこの設定が生きてくるかー!うわあああ、素で泣くかと思いました。ザクロおかえりー!そしてザクロに気付いてくれた白琵、ありがとう!白琵の肩をぽん、とやってる秋市との細かいやり取りも、年少組大好きっ子には嬉しいです。


そんでもって爆弾発言来ましたよ。
いや、何となくそんな予感はありましたさ。つかサノメの話がちょろちょろ出てきたあたりで何となく嫌な感じはあったけど、こんな若くして寿命とか……羅貫君…あんまりだー。死なない千艸と短命の羅貫の対比がね。。。なんかもうね。


でもどうにか救われるんじゃないかと思ってます。
残った沙芽がまだ何の役割も果たしていないもの。重雪さんのエピソードのためだけにいるとも思えないので、最後の最後でなんかどんでん返しが来るんじゃないかな〜…と願っています。


羅貫君の本性は「嵐」。皇子と根本的なところでたいして変わらないもの。
そういえばこっちの世界に来る前に「目覚めるな、俺の中の嵐」って言ってたものね。


羅貫君が今までになく生き生きと、皇子と対峙してるのを見て、痛いんだけども何とも言えない清々しい気分にさせられました。悲壮な覚悟じゃないのがいいんだよな。世界をかけて戦ってる(ハズ)なんだけど、重荷を背負って戦ってる感じじゃないのがいい。つか壮大な兄弟喧嘩…なのか?これは…。


本当にクライマックスでお話ももう大詰めという感じです。あと何回くらいなのかな。
決着を見たいけど終わってほしくないというジレンマ。ううううああ。


あ、杉浦先生がツイッタされてるのを初めて知りました!あとでフォローさせてもらおうかな、と思ってます。



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