杉浦作品(いちラキ)感想


11年11月号

今月はさらっと感想。


■「SILVER DIAMOND」

重雪さん、今まで誤解しててごめんなさいと土下座したくなった今回。
誰より優しい人だったんだなあ。彼女も彼女なりに闘って、その結果があの何も感じてないような冷たい印象のお母さんで。彼女のやり方は…当時はああするしかなかったのだろうけど切ないな。

でもやっぱ彼女なりに成重さんも三重ちゃんも愛してくれてたのが分かってちょっとホッとしました。まあ…あんな感じじゃ子供には伝わらないよな、そりゃ。仕方がない。

羅貫のお母さんの冴さんのことは本当に大切だったのだな。。。人の心を持ちますように、と大切に大切に育てて慈しんできたから、きっと冴さんは自分がそう育てられてきたように羅貫にも温かく接したんだろう。
羅貫はお祖父さんからは強さを、お母さんからは優しさをもらって育ったなら、間接的に重雪さんの優しさにも触れてたのかなあ、とか思ってしまいました。


つうか、サノメの作り方がグロすぎて吹いた。いやあああああああ。あれは嫌だ。そらトラウマにもなる。


しかしちっさい成重さんが可愛すぎてどうしようかと思いました。おかっぱー!



今回は分かりやすく羅貫が千艸に甘えてて可愛かったー。もっといちゃいちゃしてくれても構わないんだぜ?と思ったけど、あの2人ならこれくらいでもいいのかも。
『俺の千艸』発言と羅貫のあの表情にやられました!あああ、もう千艸の『俺だけの皇子』もいいけど、羅貫から『俺の』とかいう所有系の言葉を聞くとなんかこそばゆいっていうか照れるわー。


成重・灯二ペアもいい感じに頼り頼られでいいですね。


あ、閧志さんがものっそい羅貫の冷静な理解者でいてくれて嬉しいです。客観的に見て物事を判断して発言してくれるこの人が大好きです。



ところで妖芽皇子と金隷が…っ!;
ここの絆も大概深いな。羅貫たち同様、一山乗り越えて、がっちり結ばれましたね。
『あなたはあなたでいい』『(妖芽の手が)私は好きです』辺りのシーンが好きです。
その後の決意を固めた2人の表情が凛々しくてカッコよくてどうしようかと…!
でも結局ラスボスかい!うわああああ。あの煽りはかっこいいが、和解の道はないものか。無理か。


でもこれでようやっと星示御言抜きに羅貫と妖芽皇子が対峙できる。
どんな風に言葉をかわすんだろう。どきどきしつつ、来月を待ちます。



■「獣の王国」

大体予想通りの展開なのだけど、自分好みなのでノープロブレム。
冒頭の浴衣着た史狼がめっちゃカッコいいです!

今回は貴王が狙われたんじゃなくて、孤独から救いに来たよ!っていう珍しいパターン。しかし夜鷹の子ってそんな容姿で嫌われるとか可哀想にも程ってもんが。とりあえず雅んちの子になれて(?)よかったね!

ラストの擬人化じゃない獣Verでの異種動物仲良しな絵にほのぼのなごなご癒されました。可愛すぎる!

来月2巻発売ですね。どーしよう。やっぱ買おうかなあ。





ところで咲真先生の新作はまだですか…?待ってますー。


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