【会話文多めです】
「なぁー、舞鈴ー。」
ニャーニャー
「なによ、おそ松。」
ニャーン
やべぇ、すっげぇ怒ってる。どーしよ。いや、ここで屈するなおそ松!いつも通りガバッと行っちゃえガバッと!
「あのさ、そろそろさ…猫じゃなくて俺にも構ってよー!」
ーーーガバッ
「離れろバカッ!」
ーーーバシィッ
「いってぇー!」
いてぇーよまじで!やっぱダメ?ダメなの?確かに喧嘩中で、その原因は俺にあるんだけどさ!だって美人だったんだもん!可愛かったんだもん!チビ太だったけど!やべ、思い出したらショックで泣けてくる。
「舞鈴〜、悪かったって〜。俺が悪かったからもう許してくれよ〜。」
ニャーニャー
「……」
俺が好きなのはやっぱ舞鈴だけなんだよ〜。何だかんだそばにいてくれるし照れた顔可愛いし。あ、そうだ!
「舞鈴〜」
「もうっ!なによっ……」
ーーーちゅっ
「!!?なっ…!」
「へへっ、俺がキスしたいのは舞鈴だけだからなっ!」
「っ〜〜〜!」
あ、照れた。ほら、やっぱ可愛い。てかだいたいアレだかんな!チビ太のあれだって舞鈴に笑った顔が似てたから惹かれただけなんだよ。なんて、それは言わないつもりだけど。