ギャングさん初めまして


「よーし、お前ら準備はいいか〜?」

「「「OK。」」」


今はね、夜の8時半!七人全員で新しいユニフォーム(?)を着てアジトで作戦の確認をしてたところっす!俺の色は黄色なんだけどね、夜の薄暗い街に黄色ってすっげー目立つ!チョロ松兄さんの緑も目立つけどそれ以上!カラ松兄さんの青とか一松兄さんの紫とか舞鈴の黒とかは目立たなくてめちゃくちゃ羨ましい!おそ松兄さんの赤も案外目立たないし、トド松のピンクも濃くないから大丈夫なんだって!
でもあんまり関係ないか!だって人通りがあるような所で殺らないもんね!


「じゃあ、行くか〜。お前ら、ぜってー気抜くなよ。」

「「「Yes、sir!!」」」


トド松とチョロ松兄さんだけ別方向!なんでかって?だって2人は情報集会集担当だからね!近くのビルとかで頑張るみたいっす。


「カラ松兄さんカラ松兄さん!」

「どうした、十四松?」

「今日は競う?!競う?!」

「十四松が競いたいならそうしよう。」


この間多勢を相手にした時に、どっちが沢山殺れるか競ったんだ!その時は数人差で負けちゃって、ちょっと悔しかったっす!


「今回は、僕が勝ちまっせ!!」

「ならば俺も全力を出そう。」


カラ松兄さんが全力を出してないのは知ってる。いや、出せないんだと思う!カラ松兄さん優しすぎるから、見知らぬ相手に本気を出さないようにストッパー掛けちゃってるんだよね!それでも強いけど、前に本気を見た時はゾクゾクしたよ!トド松がやられちゃったんだけど、それで本気で怒って一人で組織ごと壊滅しちゃったんでっせ〜!すごいでしょ〜!


「ちょちょ、お前ら待て。」

「なんだ、おそ松。」

「なんすか?!おそ松兄さん!」

「今回は撤退優先だからな?撤退しないようなら殺せってことだかんな!」


ああ、確かに!そうだったかも!この間の説明の時も撤退または始末って言ってた気がしマッスルマッスル!


「でもどうせ撤退しないだろう?俺達に依頼が来るくらいだからな。」

「まあそうだけどさ〜。一応依頼に反したことした時に責任取るの兄ちゃんだからね〜?あんま際どいことすんなよ〜。」

「努力はしよう。」

「頑張りマッスルマッスル!」


いつの間にか相手のアジト前に着いちゃったみたい!目の前にガタイのいいおじさん達がズラリ!あれ?僕達が来ること知ってたの?!ええー!何それすっげー!!


「お前ら、ここで何をしている。」


違った!!ここでウロウロしてた僕達を不審に思って出てきただけっぽいね!おそ松兄さん、なんで中はいらなかったのかな?


「え〜?俺らがここで何してても別によくない?オジサン達には関係ないじゃん。」

「あ〜ん?なんて口聞いてんだテメー!ぶっ殺されてーのか?!」

「えー、なになにー?オジサン達、暇で暇でしょーがない俺らの相手してくれんの〜?なにそれすげー優しい。」


ああああ、おそ松兄さんのせいでめちゃくちゃ怒ってんね!流石おそ松兄さん!やることえげつないね!

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