27、28.あらしのよるに(‘04.11.18、‘04.11.20)

【会場】生駒市立生駒南第二小学校 体育館(#27)、奈良市立六条小学校 体育館(#28)
【スタッフ】原作●きむらゆういち(「あらしのよるに」「あるはれたひに」) 脚本●清水香織(「犬猿のなかで」)西山明乃(「夢と人形」) 衣装●矢敷奈津希etc
【キャスト】ガブ・・・常陰 哲 メイ・・・森 康子 ケンケン・・・西山明乃 キッキー・・・小柳 亮 純・・・清水香織 ゼロ・・・田屋千春

【あらすじ】
第1幕『あらしのよるに』
嵐の夜、白いヤギはやっとの思いで、壊れかけた小さな小屋にもぐりこんだ。
小屋の中は真っ暗で何も見えない。
ガタン!と音がして、脚をケガしたオオカミが小屋に入ってくる。
お互いの姿も見えない中、ヤギは相手をヤギと、オオカミは相手をオオカミだと思い込む。
勘違いしたまま二匹は話を続け、やがて不思議な友情が芽生え…

第2幕『犬猿のなかで』
「あらしのよるに」のパロディ作品。あらしのよるに出逢ったのが犬と猿だったらどうなる?

第3幕『夢と人形』
「あらしのよるに」のパロディ作品。人形をいつも手放さない恐がり純ちゃんの前に…人形がカワイイお姉さん姿であらわれた!

第4幕『あるはれたひに』
「あらしのよるに」の続編。あらしのよる知り合ったヤギとオオカミ。次の日に、お互いの姿をみた2ひきは……?

【解説】
小学校から依頼を受けて上演した作品。
子どもから大人まで幅広い世代で読まれていたきむらゆういち作の「あらしのよるに」「あるはれたひに」に、パロディ作品を2つ取り入れて上演した。
ちなみに、ヤギのメイはサワサワ山に住んでいる。
本作品の衣装は、動物らしくボアの生地で作り、狼の頭や、犬の尻尾、また牙など細部にもこだわり表現した。
また、後に大活躍するキラ座ひな壇が生まれたのがこの作品。

【バックステージ】………こぼればなし
#27では、第2幕と第3幕の間に、キラ座の母的存在、時政さんが手品を披露。子どもから大反響を受けていた。また、#27の公演日はキラキラ座の旗揚げ公演から丁度10年目の日でもある。

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