29.あめのひのほうかご(‘05. 2.23) 【会場】奈良市立東市小学校 体育館 【スタッフ】原作●きむらゆういち(「あらしのよるに」「あるはれたひに」) 脚本●花岡宗憲 音楽●清水香織etc 【キャスト】おさむ・・・樋口和徳 こずえ・・・森 康子 さちこ・・・森実久美子 先生・・・小柳 亮 【あらすじ】 雨の日の放課後、おさむ、こずえ、さちこの3人はピーターパンごっこやお歌などで遊んでいる。 そこに突然の雷!恐がる3人、さらに雷は続き停電してしまう。恐い、恐い! なんとか不安をとろうと協力しあう3人…暗がりのなかで見つけた絵本、それは大好きな「あらしのよるに」だった。 3人は役を分けて「あらしのよるに」を演じることにした…。 (『あらしのよるに』『あるはれたひに』のあらすじは、#27、28を参照) 【解説】 #27、28に続く小学校公演。 本公演は、劇中劇として「あらしのよるに」「あるはれたひに」を上演。 ハラハラ・ワクワクしながらオオカミ・ヤギ・ナレーターを演じる子どもの世界を表現した作品。 雷のシーンにはストロボをたき、大太鼓で音を鳴らした。 三度にわたる小学校公演のなかで「子どもたちに演劇をみせる」ということはとても深みのあることだとわかった。 子どもに嘘はつけない。子どもの瞳はいたって純粋でまっすぐに作品を見ている。 私たちはこの小学校公演を通して、忘れかけていた、「まっすぐな瞳」を子どもたちに教えられた気がする。 |