13.ALIVE(‘00.06.29) 【会場】奈良教育大学 講堂 【スタッフ】脚本●村上依里 【キャスト】るい…樋口弓弦 あやの…村上依里 死神…上田隼司 コウノトリ…石井くるみ 社長…月出修司 秘書…長山さち子 こども…石田直美 【あらすじ】 目を覚ますと、突然「お前はさっき死んだんだよ」と株式会社魂運送パラダイス営業課魂配達係の死神に告げられたあやの。「冗談じゃないわよ!」と逃げ出した先でベンチに座り落ち込んでいる様子の少女・るいと出会います。るいの方が死にたがっていると思ったあやのは、るいに話しかけ勝手に身代わりにしてしまいます。死神にあやのと間違えられ連れて行かれそうになるるい。ところが、死神のパートナー・コウノトリがるいとあやのが入れ替わっていることに気づき2人は大慌て。大慌ての2人に対してるいは「このまま入れ替わって死んでもいい」と言い出します。「生きていてもいいことなんかないし…」と言うるい。「この若さなんかで死ぬのはいや!死にたいやつが死ねばいいじゃん!」と言ってにげるあやの。上司に怒られると必死にるいとあやのを説得する死神とコウノトリ。るいとあやの…2人の運命やいかに!? 【解説】 2000年に入学&入団した1回生(石井、石田、長山、樋口、村上)の新人公演でした。120%くらいよくいえば高校演劇の雰囲気がまだ抜けないフレッシュな作品と言いますか…たくさんダメ出しも食らいつつ、先輩たちのあたたかな目で見守っていただきつつ、新入生メンバー同士でわいわいやりつつなんとか出来上がった作品でした。男嫌いのるいさんが悪ノリした死神さんを辞書の入ったカバンで思いっきり殴った(!?)のが印象的だったり、脚本担当のあやのがしょっちゅう暴走して台本にないセリフを言いまくってるいさんに激怒されたり、秘書とコウノトリの動きが素晴らしかったり、社長と子どもの演技にほのぼのさせられたり…いろいろありました(笑) |