こばなし
思いつき小話をだらだら。えろぐろが飛び出すかもしれないし飛び出さないかもしれない。文章を読み直さない一発書きとか没話とかばっかりです。更新履歴にはのりません。
>>2010/08/09-23:12
(臨青臨/帝青/帝←臨)
「なんで君なのかなあ」
仰向けに倒れた俺の腹を軽く踏みつけて、折原臨也が笑う。笑っている。けれど笑っているのは顔だけで中身は全く愉快などではないだろう。
おそらく、真っ黒いどろどろとした嫉妬で塗り潰されているに違いない。
「君、マゾヒストなんだっけ?帝人君そういう趣味なの?」
「…さあね」
「あはは、生意、気!」
がつ、と脇腹を蹴飛ばされた。続けて数回。
「がっ…あぅ、は…はあ、はあ、」
「感じちゃった?あれ、でも勃ってないねえ、」
「…っ、は…先輩、以外で…勃つ、かよっ」
睨み付けると、折原はにんまりと口角を上げた。
(君と繋がったら帝人君を感じられるかな、)
.
>>2010/08/04-09:09
(帝青/しょうもないネタ)
「あっ、そこやだっ…」
「ここ?ああ…じゃあこっちはどう?」
「あ、や…やめっ…ん、あ」
「すごいね…じゃあイくよ?」
「…っあ、せんぱ、ひあ、そん、な…やら、らめえぇえぇっ!!」
「君たち普通にオセロできないの?」
「普通にやったらつまんないじゃないですか」
「俺はこれ好きですよー」
「最近の若い子の遊びってわかんない…」
すごいしょうもない(笑)臨也宅で真顔で変なこと言いながらオセロする迷惑な二人。
>>2010/08/03-16:03
(帝青)
女しか子を孕めないなんてことはないと思うんですよ。
先輩はこう言っても全然信じてくれないんだけどいつかきっと俺は先輩の子を孕む。それはわかりきっていることで、決まっていることだ。だってあんなに愛し合って繋がっているんだから、不毛で生産性のない関係なんかじゃない。もっともっと深く奥まで、狂っちゃうぐらいに愛し合って、たくさんたくさんセックスすれば俺と先輩の間には子供ができるのだ。
きっと可愛い子が生まれる。男の子でも女の子でもどちらでもいい。どんな子でも先輩との子供なら無条件で愛せる自信がある。一番は先輩だけれど。
「君の頭の中はファンタジーだね」
「普通のことですよ?」
「僕には君の普通はわからないかな」
先輩にだってわかるときがくる。俺が妊娠すれば嫌でもわかるでしょう?だから早く子供を作らないと、
先輩が俺を愛してくれている間に、早く、早く。
産めません。
>>2010/07/30-21:39
(帝青/バターぷれい没)
二人でホットケーキを食べました。
「あ、あっ、やだぁ…ん、」
「いやだって、君のここ、すごく欲しがってるみたいだけど?」
ずるり、と先輩の指が俺の後孔から引き抜かれる。物足りなくて先輩の顔を見ると、テーブルの上のカットタイプのバターと蜂蜜の瓶を手に取り、彼はにっこりと笑った。
「あ…せんぱ、ひゃうっ…」
冷たい固形物を押しあてられ身体が震えた。そのままぐっと中に押し込まれる。
「やっ、そんな、の…」
バターは俺の中でじわじわと溶けていく。すぐに冷たさは失われ、ぬるぬるとした脂となって零れた。先輩はバターまみれの指をべろりと舐めて、蜂蜜の瓶の蓋を開ける。
「後で掃除しなきゃね」
場違いな台詞を吐きながら、先輩は俺の腹の上でゆっくりと瓶を傾けた。
(貴方の胃の中のホットケーキみたいに、俺のことも食べてください)
食べ物は大切にしないといけないので、この後スタッフがおいしくいただきました。
>>2010/07/29-20:03
(帝静)
「愛してあげましょうか」
震える背中を優しく撫でて、この人が一番ほしい言葉を吐く。僕より一回り以上大きな身体のその人は子供のような視線を向けて、ぱちぱちと瞬きをした。
「本当に、俺を愛してくれるのか、」
縋るように伸ばされた手を取る。静雄さんは弱々しく微笑んだ。
(これで貴方は僕のもの、)
← →