少しずつ大人になってゆく君が好きだ。
わたしに明日の夢を見させてくれたこと、
君とした約束がとても嬉しかったこと、
君のおかげで泣けた朝があったこと、
少しずつ、少しずつ知ってゆく君が好きだ。

だから、焦らなくてもいいよ。
一秒一秒を重ねる毎にひとは大人になってゆく。ひとがそういう風に出来ているのは、そうなることを許されているからだ。
ひととではなく、君自身と比べてごらん。昨日の君はきっと、今日の君よりもずっと幼くて可愛らしい。それを笑って、楽しめる君で居て欲しいんだ。
一緒に行こう。そして見るすべてが、君の力になれば良いと心から思っている。

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