今宵の明星が僕等を照らす






「ねえ、好きって言って」




畳の香りが漂う狭い和室に布団が敷かれている。
布団の中にはなまえと遥が性行為中。だが、どこか愛し合っている様には見えず遥がなまえを無理矢理犯している様に見える

淫らな水音が二人の鼓膜を擽る





「にーにに取られちゃう位なら、壊した方がマシだ…っ!」

『や、めて…っ遥さん!』




なまえは因幡の彼女である
遥はなまえに好意を寄せていた為、兄となまえが交際している事が腹立たしくて堪らない




「…っ!君は!僕のだよ、?絶対に…にーににはあげないっ!」

『ふぁ、!ん、やぁ!』

「ほら、好きって言って?そしたら、もっともっともっと愛してあげるよ…っ?」

『んあっ!あ、ん!っ』

「ほら、早く言わないと…イかせてあげない。」




普段は病弱もやしっ子の僕だけど、君くらいなら簡単に襲えちゃうだよ。

体はきついけど、すっごく気持ち良いから止めてあげない




「ほら、早くイきたいでしょ?にーにのじゃなくて…!僕のでさ、っ!」




より一層強く奥まで突いてあげると君の秘部はきつく締め付けてくる。離さないで、って言ってるみたいに




『ぃ、やあ…!』

「嘘つき」




すると、嫌な音が聞こえた



"助けて、因幡さん"



なまえの心の声。




「……っ、!」




僕はきつく血が滲み出る程噛み締めるとなまえの細い腰を掴んで激しく突いてあげると簡単に絶頂を迎えた。






「気が変わった。なまえが気絶するまで止めない、いっぱいイってね?」








    宵の明星が僕達を照らす






(お願いだから、僕にして)

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