もし王子様たちのキャラソンを不思議少女夢主が聞いたら。そのに 
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※丸井のだろい?



「…………」

「な、なんだよ。いい曲だろい?」

「……丸井さんらしい曲ですね」

「…………何か言いたいことがあんなら、はっきり言えよぃ」

「……くどいだろい。でも、普通に元気になる曲で丸井さんらしくて好きですよ」

私のその言葉に嬉しそうに笑った丸井さんが、何やら眩しかったので、ちょっとムズムズした。

「……あと、ところどころ吐息みたいなんがエロかったです」

恥ずかしさを隠すために追加した台詞に、さらに身を隠したい思いに駆られる。
私は馬鹿だ。

「なんだよぃ、んなこというなら耳元で囁いてやるっ」

「ひぃ悪霊退散!」

取り敢えず心臓がもたないので、買ったばかりで惜しいが新作のロールケーキを丸井さんに投げつけて逃げたのだった。

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