君との日常 | ナノ
 
 
 
「ねぇ、二人の将来の夢ってなに?やっぱプロのテニスプレイヤー?」


「いや、まぁ…いまんとこはそうだけどよぃ。最近パティシエとかもいいなーって思ってんだよな」
「あー…丸井甘いもの好きだもんね。てか食べることが好きだもんね」
「まあな!」


「仁王は?」
「俺もいまんとこ一応はプロテニスプレイヤーじゃのぅ」


「やっぱ二人ともプロのテニスプレイヤー目指してんだ」
「一応、じゃ」
「将来はまだどうなっかわかんねぇからなー」

「でも私的に、丸井はパティシエっていうより料理評論家とか料理研究家とかいいと思う」
「なるほど…食い物だっていっぱい食えるもんな!」
「まぁ食べるだけじゃないとは思うけどね」

「俺は名前的に将来はどんな感じじゃ?」
「仁王はー…青年実業家、みたいな?たまたま立ち上げた会社が上手くいって年商は軽く億越えてそう」
「あ、なんか俺それわかる」
「やべっ、本当に有り得そうな気がしてきた…今のうちに唾付けとこうかな」
「大丈夫じゃ俺はもう名前のもんじゃき」
「初耳なんだが」


「名前はなんなんじゃ?」
「は?」
「将来の夢だよ」




「シ●ィーハ●ター」




「はいはい。ボケはいいから早く答えろぃ」
「だから、シテ●ーハン●ー」
「………いやだかr「●ティー●ンター」…」


「「……ガチ?」」

「ガチ。超ガチ」
「え?将来の夢…」
「シティ●ハンタ●」
「ですよね」

「…なんでシテ●ーハン●ーなんじゃ?」
「………冴●遼が初恋で、憧れだから…!(キラキラ)私もいつか冴●様みたいになりたいんだ…!」

「いや、普通に考えて無理だろぃ」
「なんで?どこが?どういうふうに無理なわけ?」
「いやJk(常識的に考えて)」


「うるさい!シ●ィーハ●ターに私はなる!」
「そんな某海賊みたいに言ったって無理じゃろ」
「何事も気合いだ気合い!気合いがあれば何でもできる!」
「無理なこともあるぜよ」


「ええい!貴様らもう話にならんわ!私今から修業してくる!」
「ちょ、どこ行くんだよぃ!」
「シ●ィーハ●ターになるための修業とか絶対に犯罪に片足突っ込んじゃうから止めとくナリ!」


「止めても無駄だからね!若さは止められないのさ!だから私は今からハチロクで秋名山走ってくるんだよ!!!」


「なぜ頭●字D!?」

「……名前、お前さん昨日アニ●ックスでシ●ィーハ●ターと頭●字D見とったじゃろ」



「………テヘッ」

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