◆その1◆
アニス:ねぇねぇグレイ
グレイ:あ?
アニス:グレイってさ〜、よくアリエッタの事をガキって呼ぶけど……
グレイ:オメーもそのカテゴリーに入ってるけどな
アニス:ぶーぶーヒドーイ! それと人の話は最後まで聞く!
グレイ:ヘイヘイ
アニス:アリエッタって、いくつだと思う?
グレイ:12歳くらいじゃね?
アニス:ま、普通ならそう思うよね〜
グレイ:違うのか?
アニス:実はアリエッタってね、今年で16になるんだって
グレイ:はあ!? て、ことは今15っつー事か!?
アニス:うん。まぁ、その反応が普通だよね。あたしも最初は驚いたもん。でもここ3年ほど見た目が全然変わってないらしいから、何となく納得出来るよね〜………って、グレイ?
グレイ:(15……今年で16って事は今はオレと同い年!? 嘘だろ……)
アニス:そう言えば、グレイって今いくつなの?
グレイ:……ご想像にお任せします
*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇
◆その2◆
ディスト:ハーッハッハッハッ!
グレイ:帰れ、煩ェ
ディスト:な、いきなり酷いじゃないですか! 折角このディスト様が貴方の為に特別大サービスで良い物を作ってあげたと言うのに!
グレイ:別に頼んじゃいねーよ
ディスト:まあまあ、そう言わずに見るだけ見なさい。そして驚きなさい! ジャジャーン!!
グレイ:……なんだそれ
ディスト:ゴーグルです
グレイ:見りゃわかる
ディスト:しかーし、ただのゴーグルではありません! このゴーグルに使われているレンズは貴方の視力に合わせて調節してあり、メガネの代わりにも使えます
グレイ:ヘェ
ディスト:更には音素の観測機能や交易品のサルベージ機能、いつでもディスト様の声が聞けるボイス再生機能もついております! どうです、すごいでしょう!?
グレイ:わーすごいねー最後の機能以外(棒読み)
ディスト:ハーッハッハッハッこれで貴方もこの間のような失敗もしない事でしょう! 私に感謝しなさい! 敬いなさいな!(←聞こえていない)
グレイ:ああ、スッゲェ感謝してるよ。これでまた生活費が増えたよ、うん。つーことで早速ケセドニア行ってくるわ
ディスト:早速試しに行くのですね!? 良いでしょう! まぁ、ないでしょうが何か不備ありましたら言いなさい
グレイ:ハイハイ、ま……ねーだろうよ
終わり(爆)