A requiem to give to you
- 崩落編 -

【時期】第47音後


トゥナロ:(!??)

トゥナロ:今……なんかスゲー寒気が

クリフ:何? まさか風邪でも引いたの?

トゥナロ:引くと思うか?

クリフ:そんなの私が知るわけないでしょう。馬鹿は風邪引かないと言うけれど、そういう事じゃないだろうし……あぁ、でも

トゥナロ:?

クリフ:ある意味では、馬鹿だよねぇ

トゥナロ:喧嘩売ってんのかテメェは

クリフ:だってそうでしょう。自分から接触を避けてた癖に態々痛い目を見に行ってるんだから世話ないよね

トゥナロ:………………

クリフ:あからさまに目を逸らさない。それよりも、もう動けそうなわけ?

トゥナロ:まぁ、一応。それはそれとして、お前に頼みがあって来たんだが

クリフ:嫌だね

トゥナロ:まだ何も言ってねェ

クリフ:動けるんでしょ? じゃあ自分で行きなよ。どうせ様子も気になるんならその方が早いじゃん

トゥナロ:あのな……

クリフ:私はアリエッタと過ごすので忙しいの。向こうだってアンタを待ってるんだしつべこべ言わずにさっさと行く!

トゥナロ:……はぁ、わかった

トゥナロ:(つっても、嫌な予感しかしねーンだよなぁ………)


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