A requiem to give to you- 崩落編 -
【第64音後〜第65音直前くらい】
レジウィーダ:久々のグランコクマだー! 相変わらずここは海が綺麗だなぁ
トゥナロ:入るか? 海
レジウィーダ:知っててそう言う事言う?
トゥナロ:いや、だって何だか入りたそうにしてたからよ
レジウィーダ:別に入りたいわけじゃないけどさー。て言うか、海水浴なら寧ろお嬢の方が好きでしょうよ
トゥナロ:そうだな。…………
レジウィーダ:? どうかした?
トゥナロ:ねェな
レジウィーダ:何が?
トゥナロ:以前あった筈の気配がなくなってやがる
レジウィーダ:それってもしかしてピオニー陛下の私室にあるとかなんとか言ってたアレ?
トゥナロ:ああ
レジウィーダ:もしかしてどこかに売られた………!?
トゥナロ:わからん………が、気のせいかも知れないが、街の様子が心なしか物々しいのも何か関係があるのかもな
レジウィーダ:……言われてみれば、確かになんか妙に兵士が慌ただしいような。でも、前戦に出ていた将校の一人とたくさんの兵士が魔界に落ちて行方不明になってるくらいだし、それは仕方がないような気がしないでもなくないか?
トゥナロ:…………
レジウィーダ:取り敢えず、陛下に会った時に聞けそうなら訊いてみるよ
トゥナロ:その方が良いかもな
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