A requiem to give to you
- 崩落編 -

【第61音後】


ナタリア:あの、レジウィーダ

レジウィーダ:はーい! どうしたの、ナタっちゃん

ナタリア:少し、お願いがありますの

レジウィーダ:! あたしに出来る事なら何でも言って!

ナタリア:で、では………その………非常に言いにくいのですが………

レジウィーダ:うんうん

ナタリア:貴女の



















頬を触らせて頂いてもよろしいですか!?

レジウィーダ:うん? なんて?

ナタリア:ずっと気になっていたんです!

レジウィーダ:あ、うん

ナタリア:タリスやヒースが偶に貴女の頬を引っ張っているではありませんか。その時に思ったのですが、その…………すごく、柔らかそうだな、と

レジウィーダ:そ、そうかな。割と普通だと思うけど

ナタリア:そんな訳はありませんわ! だって、わたくしではあんなに伸びませんもの!

レジウィーダ:これって褒められてる?

ナタリア:勿論ですわ。だからその、不躾なのはわかってはいるのですが………貴女さえ良ければ、一度で良いので触らせてもらっても良いかしら?

レジウィーダ:まぁ、そのくらいなら別に良いよ。寧ろそんな事で良いの?

ナタリア:ええ、どのような感触なのか気になって仕方がありませんでしたの! 他には何も望みませんわ

レジウィーダ:そう? じゃ、はい。どうぞー

ナタリア:失礼しますわ











………………。











ナタリア:……………

レジウィーダ:……………

ナタリア:…………レジウィーダ

レジウィーダ:はあひ?(なあに?)

ナタリア:貴女、おいくつ?

レジウィーダ:一応、16だね

ナタリア:16…………モッチモチですわ!!(びろーん)

レジウィーダ:ういーーー

ナタリア:これが16の肌ですの……! 肌の表面も中もすごく柔らかい…………何をしたらこんな事になりますの!?

レジウィーダ:えー? へふひはひほひへはいへほ(別に何もしてないよ)

ナタリア:あれだけ外にいることが多くて、しかもこれでメイクもしていないのだからますます謎が深まりますわ……

レジウィーダ:はぁ、へはなめいふぼうふほふはえはいひへー(まぁ、下手なメイク道具も使えないしねー)

ナタリア:それにしても、これはどこまで伸びるのかしら……(ぐいーーーーー)

レジウィーダ:ナタっひゃんんんー、ほろほろひふいっふー(ナタっちゃんんんー、そろそろキツイっすー)

ナタリア:あら、ごめんなさい。あまりにも伸びるものだから、つい

レジウィーダ:満足した?

ナタリア:ええ、ありがとうございます。とても楽しかったですわ。……それで、その

レジウィーダ:ん?

ナタリア:今度また、触っても良いかしら?

レジウィーダ:こんなんで良ければ、あたしは別に構わないよ

ナタリア:ありがとう!

レジウィーダ:(それで元気になってくれるなら、このくらいは……ね)

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