下さい

やめられない
美味しい
終わらない
Thanks 888888hit! TO.みいsan



恋人に不満があるわけではない。
僕のことを愛しているし優しいし経済力もある。
嫉妬しつつたまに厳しくしたりして、僕を束縛してくれる。
でもスリルが足りない。
嫉妬も束縛も何か不安要素があるから抱く感情だ。
安定が招くのは平穏ではなく破局。
浮気相手は刺激。
キシリトールと同じだ。
毎日歯磨きをする時だって爽快感を求めて歯磨き粉を使うでしょ?



丁寧に剃毛された下半身。
床に頬を付けて、醜く足を開いて。
その姿に灰谷さんは満足そう。

「ローション冷たかったんでしょ?ちゃんと温めて」
「あ゛がっあ゛っああ゛あ゛!は、はい゛ぃぃ!」
「ふはは、えらいえらい」

太いローションボトル。
灰谷さんが僕の下半身にローションを掛けた時にあまりの冷たさに声を上げた。
冷房の効いた部屋に置いていたから冷たくなっていたんだと思う。
幸康さんが『冷たいなら温めて』とアナルにボトルをねじ込んだ。
灰谷さんが足で押し込むけど、でもやっぱり外に出てきてしまう。
灰谷さんは少し出てくる度にガツガツと奥に押し込んだ。
グポグポと醜い音を立てて中を押し拡げられていて苦しい。
苦しいはずなのに僕のペニスは痛いほど勃起してる。

「幸康さん、床に座って」

重たい身体を起こして床に正座する。
ペニスを舐めさせてもらえるのかと思って更に期待でペニスを膨らませた。

「違う。体育座りか胡座がいいな」
「無理れす、お腹、お腹裂けうう゛ぅっ」
「できるよ。やって」

有無を言わせない瞳。
僕は膝を立ててゆっくり腰を下ろす。
重たい音を立ててボトルが中に押し込まれる。

「ひ、い゛っひぃ、ひぃぃ・・・!」
「一気に挿るでしょ」
「うあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
「汚い声」

足を払われて尻餅。
灰谷さんは暴れる僕の肩を押さえ付けて更に奥まで飲み込ませる。
痙攣したように勝手に身体が跳ねて、ローションボトルは僕の中に全て挿ってしまった。
腕を引かれて上半身だけベッドに。
灰谷さんがローションボトルを手で押して、しばらくすれば僕のアナルが閉まった。

「萎えちゃったね」
「ご、ごべんなざい゛ぃぃ・・・」
「アナルガバガバ。本当にローションボトル挿った」
「ふひぃ!」

ぐるりと灰谷さんの指がアナルの縁を撫でる。
それだけで身体に電気でも流れたみたい。
身体を全部ベッドにあげて灰谷さんに膝裏を押さえられる。

「出してもいいよ。温まったでしょ?」
「はぁ、あっうう゛う゛ぅぅ!」
「あははは!動物みたい!」
「はああぁっあんっあああ゛あ゛あ゛!」

押し出そうとしてるのに出て来ない。
アナルは開いてる気がするのにローションボトルはなかなか出ていかない。

「頑張って」
「ぴぎい゛い゛ぃぃぃ!」
「幸康さん豚みたい。あぁ、出てきたよ」
「はふっあっはひっひっは、はふぅ!」

ぐうぅっと、ぬるぬるとローションボトルが出て行く。
最後はローションボトルの重みで勝手にローションボトルは出て行った。
ぱっくりと開いたアナルに冷たい空気が流れ込む。

「ローション温まったね」
「は、はぁ、よかったれふ」
「ほら冷たくないでしょ」

でろーっと僕の下半身に掛かるローション。
僕の中で温まったローションが僕に掛かってる。

「今日は幸康さんの中じゃイけないかなぁ」
「いや、嫌です!中、中に出してくれなきゃ嫌!」
「だってガバガバすぎ」
「指、指でも手でも一緒挿れていいから、だからっ中に出して下さい」

灰谷さんの腕を掴んで懇願する。
あぁ、僕がローションが冷たいなんて言ったから。
僕のアナルがガバガバになっちゃったから。
だから灰谷さんが僕の中で出せない。
灰谷さんの精液が中を伝ってアナルから零れて足を汚して。
これが好きなのに楽しみなのに。
僕の生活の刺激なのに!

「中出し、そんなにしてほしい?」
「ほしい、してほしいです」
「じゃあ幸康さんの指挿れてよ」

灰谷さんの指がまた縁を撫でる。
その感覚にゾクリと背を震わせた。

「幸康さん、指貸して。俺のペニスに傷が付いたらいけないからゴムしなきゃ」

指を伸ばせば灰谷さんは僕の指にゴムを三重に被せた。
それからローションでどろどろにして僕の指を僕のアナルへ挿れる。
それから待ちに待った灰谷さんのペニスが奥まで押し込まれた。

「んああぁ!あっああっあぁん!」
「はあぁ・・・これならイけそ」
「んうううぅぅ!んっうあっあんっあっあっ」
「指、抜けないようにね?」
「はい゛ぃっんあっ!」

僕の指に灰谷さんのペニスがあたる。
ガツガツと奥を抉る感覚も指先にカリがあたる感覚も前立腺潰される感覚もたまらない。
空いている片腕はシーツに絡めて、足は灰谷さんに持たれて。
萎えていたはずの僕のペニスは痛いほど勃起していた。

「んあっあっい゛あっあ゛あ゛ぁ!気持ちい、イイよぉ!あっ中、中がああぁん!」
「中が、何?」
「あっあんっあちゅ、熱いんれすっ!あっああんっもっと、あっごりごりしてくらさいぃ!」
「幸康さんの変態」

灰谷さんは僕の足を掴むと交差させた。
太股の間に腕とタマが挟まれてぎゅうぎゅうに潰されている。
灰谷さんが腰を引くと足が押されてギリギリと腕とタマがさらに潰れる。
灰谷さんが腰を押せばアナルを痺れた快感が襲う。
あぁ、たまらない。
灰谷さんのペニスがドクドクと脈を打ってる。

「あ゛あっいっはっあふっひぎゃっあ゛っきゃっんあっああんっ」
「は、イきそ」
「あんっあっはぁっあらしてぇ中にらしてぇ!あっあっあ゛あ゛っ」
「ちゃんと、出してあげる。ンッ」
「ふぁっふああぁぁ・・・びゅくびくしてうぅ・・・!」

奥に熱いのが掛かった。
僕の指にあたる灰谷さんのペニスがビクビクしててる。
最後まで精液を中に注ぐと灰谷さんのペニスがずるりと抜けた。

「綺麗にして」
「ふぁい」

重い身体をずらしえ灰谷さんのペニスを舐める。
精液が付いた先っぽをちゅーちゅー吸って、喉奥までくわえる。
また勃起させたらまた挿れてくれるかもしれない。
それからまた中出ししてくれるかもしれない。
タマまで、陰毛まで丁寧に舐める。

「あっあぁぁ・・・灰谷さんっ灰谷さんの、れて、出てくるぅ」
「見ててあげる」
「あっあっ見て、見て下さい!僕、あっあっイく、あっ灰谷さんの精液、はあぁ・・・」

身体を無理矢理起こされて膝立ちの状態。
灰谷さんの腕にしがみついてぶるぶる震える。
何もしていない、触れてもいないペニスがビクビクと震えて尿道口がパクパクと開く。

「あ、イく、イくイくイく!れるぅ!はひ、は、ひあああぁぁ・・・!」
「あははっ!改めて思ったけど本当にイけるんだね、変態」
「はぁっあっ止まらないぃぃ!」
「あーあ。俺の服が汚れた」
「あ・・・あぁ・・・ごめんなさい、ごめんなさい。気持ち良くて、たくさん出しちゃっあ゛あ゛あ゛!」

トロトロと精液をこぼしていたアナルに指がねじ込まれた。
4本の指が僕のアナルを引っ掻いて精液を掻き出してしまった。

「はぁ、あ、酷いっ酷い!精液無くなった!僕の中の、灰谷さんの精液がぁ」
「そんな顔しなくても」
「酷いっ酷い酷い!」
「ちゃんと俺の服も俺の手も綺麗にして。ペニス勃たせてくれた分だけまた中に注いであげる」
「本当に?」
「そう、ご褒美」

その言葉に目を輝かせる。

「ちゃんと、ちゃんと綺麗にします。ペニスいっぱい勃たせます。だから精液全部、僕の中に出して下さい」
「いいよ、あげる」

僕は涎を垂らしながら灰谷さんの指を舐めた。
早く、早くご褒美を下さい。




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