やめられない

Thanks 202020hit!TO.陸san



ガタンと大きな音が部屋に響く。

「ちょ、いきなりっ」
「いいだろ、別に。誘ったの幸康さんじゃん」
「せめてっあっベッドまで待ってくださっあうぅっ」

きっかけは些細なこと。
俺の会社に営業に来たこの男、橘幸康を抱いてやった。
まぁ取引の延長だ。
取引は終わったがこの関係は続いている。
恋人にこの性癖をさらせないでいる俺からすればいい玩具だ。
髪を掴んで望み通りベッドまで引きずる。

「灰谷さんっいっ痛いっ」
「ベッドがいいつったじゃん」
「あ゛っ自分で、歩けますからっ」

その言葉を無視して寝室へ向かう。
寝室についたところで幸康さんの髪をはなした。
俺はベッドに座ってタバコに火をつける。
幸康さんはシャツに手をかけてするすると服を脱いでいく。
へたくそなストリップ。
ホントいつ見ても貧相な身体、痩せすぎ。
俺はもう少し肉が付いた身体が好きだ。

「タバコ吸い終わるまでペニス舐めてさせてください。舐めるだけですから」

俺の足下に正座をする幸康さん。
恋人に浮気がばれて、二度としないようにと剃られた陰毛。
期待に膨らんだペニスが隠れる場所を失って丸見え。
恋人の方とは気が合いそうだ。
まぁそんなんだから浮気防止にはなっていないんだけど。

「いいよ、舐めるだけなら」
「あ、ありがとう」
「手使うなよ」

ベルトまでは外してやって後は口でやらせる。
舌でファスナーを立てて、ジジッと音を立てて下げていく。
ボクサーパンツに舌を差し込んで、俺のペニスを丁寧に取り出した。
ペニスにキスをして、一気に口に含まれる。
ペニスに唾液を絡ませて、ジュプジュプと音を立ててフェラをする幸康さん。
仕込み過ぎて恋人に殴り込まれたりしたらどうしよう。
めんどくさいな、ソレ。
喉の奥にペニスをくわえて苦しそうに涙を流している。
痛めつけてやろうと更に奥へペニスを押し込んだ。

「はぐっあ゛っう゛う゛ぅぅ!はっあ゛っはっ」
「苦しい?あは、いい顔」
「お゛ぇっあ゛っはっあ゛ぅっ」

ずるりとペニスを抜くと幸康さんはせき込み始めた。
落ち着くまで待つ気はないのでタイピンを外すと幸康さんの勃ち上がっているペニスに差し込む。

「あ゛っあ゛う゛っ痛いぃっ」
「緩くなっちゃって」
「ひぃんっ!あっ痛いっ嫌っ痛いです、痛いっ灰谷さぁん」
「こうされるの好きでしょ」
「ふひっいっいやあぁっあっひろがっちゃ、あっはいっ灰谷さっ」

ぐるぐるとタイピンを回せば頭を抱えてよがってる。
ペニスからは先走りが溢れてるし全然嫌じゃないくせに。

「止めてほしいの?ホントに?気持ちいいんでしょ?」
「あんっ!あっあぅぅっあっきもち、いいっあっもっとしてくださいっあひいいぃっ!」
「奥まで挿っちゃった」

ぶっすりとペニスの奥までタイピンを差し込んでぐるぐると回せば腰を浮かせて喜んでいる。
先走りの色が濃くなって、幸康さんはどこを見ているのか目が虚ろだ。
足を大きく開いて、俺に見せつけるアナルは収縮を繰り返していて卑猥。
まるでペニスが欲しいと言っているみたいだ。

「自分でアナル慣らして。それともそのまま突っ込んでやろうか?」
「ふあっあうぅっ慣らします、からっあっ少しっ少しだけっ待ってくださいぃっンンッ!」
「はっ一気に2本かよ。変態」
「ンアアッ!あっ灰谷さんっあっ見て、変態な僕を見てくださいぃっ!」
「キモい」
「んひいいいっあっああっふひっいいぃっあうっ」

タイピンを抜き差しすれば幸康さんは身体をビクビクはねさせた。
それでもアナルを弄る手は止まらないらしく、自身のペニスから零れた先走りを使って更に奥まで指をくわえている。
ド変態、ド淫乱。
そら恋人だけじゃ満足できないよな。
もう指を3本に増やしてバラバラにかき混ぜてんだから。
足首を掴んで幸康さんをベッドに引き上げる。
片足を肩にかけて、まだ指が挿っているアナルにペニスを当てる。
指に擦りつけるように腰を揺らせば幸康さんは涎を垂らしてこちらを見た。
じゅぷっと音を立てて指を引き抜き、俺のペニスを飲み込もうとアナルを押し当ててくる。

「何?」
「んっ、わかってるでしょう?」
「さあ?」
「あっんんっ挿れて、ぁんっもう挿れて下さい。奥っ奥に灰谷さんのペニスがほしいんです・・・早くっ」
「あは、幸康さんってホント変態だよね」
「アアアァァッ!はっあ、あっんあっはううぅぅ!」

ペニスを一気に押し込めば身体をこわばらせてビクビクしてる。
あぁ、楽しくて仕方ない。
焦らすようにゆっくりと抜いて、また一気に押し込む。
何度も何度もソレを繰り返して反応を楽しむ。
イけない刺激に身を捩る姿もいい。
圧迫感に足先がピンと伸びて、口から漏れる吐息は苦しそう。
焦らして焦らして少し乱暴なぐらいが幸康さんは好きなんだ。
足を肩に乗せたまま身体を前に倒す。
キツい体制、でもコレが一番気持ちいい体位。
片手で身体を支えて、空いている手を乳首にのばして乳首を抓る。
ギリギリと抓っては優しく撫でて。
そうやって遊んでいたら物足りないらしい幸康さんは俺の手に乳首を押し付けて淡い快感を貪ろうとする。
注意の意味を込めて乳首に爪を立てた。

「いっ痛い!あっ灰谷さんっ乳首、あぁっ千切れちゃ、ああぁっ」
「小さい乳首」
「灰谷さんっ灰谷さん!も、ちゃんと動いてっくださいっ!あっ足りないっ足りないっ」
「いいよ。でも幸康さんイったら駄目だから」
「あんっあっうんっ!我慢する、からっああぁっ」

幸康さんは俺の言いつけを守って自身のペニスをギリギリ握る。
俺はソレを確認してからタイピンを引き抜いてガツガツと腰を振った。

「あっあっ深いぃぃっ!あっんああっソコっあっ」
「好きでしょ?」
「好きっあっもっと、あんっもっと突いて、下さっああん!」
「ふはは、ペニスイきたそうだね」
「あっだめだめっ触ったらっあんっんんんっ!」

イきたそうなペニスを痛いほど扱いてやった。
漏らしたんじゃないかって程先走りが零れてくる。
俺の手もベタベタになった。
はしたなく先走りを零している尿道にギリギリと爪を立てる。

「あぎっいぎいぃ!灰谷さんっあ゛っあんっ灰谷さあんっあうぅ!」
「気持ちいいでしょ?」
「ああんっ!気持ちいいっ気持ちいいです!ああ゛っいいよぉ!」
「ほら、締めて。俺イけないじゃん」
「んあっうぅぅ!ごめんなさいっあっ締めるからぁっあっやめないでっんっやめないでくださいっああん!」

奥を抉るように腰を振って、幸康さんのペニスもギリギリと握り締めながら扱いてやる。
ちゃんと締めて偉い、偉い。
そろそろイけそう。
ペニスを更に深く押し込むように身体をぶつける。
この骨が軋むような感じが好き。

「んっそろそろ・・・」
「あっあんっ中に出して、中っ中に出してくださいっあっ灰谷さんっ奥に出してくださいぃん!あぅん!」
「ちゃんと出してあげるよ、ンンッ」
「ふああっあ゛っ!あっ奥、奥に出てるぅ・・・!」

精液を全部奥に注ぎ込む。
幸康さんは涎を垂らしながら中出しされた感覚に酔っている。
ずるりとペニスを抜いて幸康さんの前に出せばちゃんとお掃除フェラ。
未だにイケてないペニスは痛々しく色が変わっている。
ペニスを綺麗にしてもらったら今度は幸康さんへのご褒美の時間。

「イってもいいよ」
「はぁっちゃ、ちゃんと見ていて下さいね?絶対ですからね?」
「うん、ちゃんと見ていてあげる」

幸康さんは足を開いて真っ赤になったアナルを俺に見せつけてくる。
ペニスからゆっくり手を離して、指をアナルへ挿れる。
左右に開けば中まで見えて卑猥。

「あっああっ灰谷さんの、あっ精液出てくるよぅ!見て、見て下さい!」
「あぁ、ちゃんと見えてる」
「あっああ!イくっイく、んっああんっ灰谷さんっ僕、イきますっんあああっ!はぅっあうぅん!」
「いつ見てもわかんない、その趣味」
「んんぅ!はあんっあっあひぃっ」

アナルから精液が零れでるのがたまらない快感らしい。
ソレでイけるんだからホントド変態。

「足、貸してやろうか?」
「ふあ、あっいっいいんですか?」
「いいよ。後でちゃんと綺麗にしてね」
「はい、ちゃんとっちゃんと綺麗にします」

足を差し出せばゆっくり俺の足による幸康さん。
足にペニスをあててオナニーを始めた。

「は、ああぁっ灰谷さんっ灰谷さんっああっ」

幸康さんはアナルに手を伸ばして、零れ出た俺の精液を掬って舐めていく。
その行為に背中がゾクゾクする。

「ははっ、ホント幸康さんって変態」

これだからやめられない。




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