木ノ葉で起きた爆発から三日がたった。
05:少女の不安
「他里でもですか。」
「そうじゃ、この2、3日で次々に鷹と名乗る組織がそれぞれの里で事件を起こしておるらしい。」
カミコは丁度シカクと15班の任務を貰いに火影室へ来ていた所だった。
カミコはあの日から色々と記憶をたどって整理をしていた。
そもそも鷹というのはサスケが名乗っていた組織であり、まだ下忍になりたてであり木ノ葉にいるというのに、鷹という組織があること自体がおかしいのだ。
自分がこの世界に来た事によって原作が少しずつ変わっていってしまっている。
そう推測するのが正しいだろう。
そのことをここ数日ずっと考えこんでいるカミコ。
「カミコ、どうかしたか?」
「あ、いえ何でもありません。」
「…そうか。」
「今日の15班は待機じゃ。すぐに動けるツーマンセルが今お前達しかおらん。」
カミコとシカクは、火影邸の下にある修練場へと移動をした。
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