「う―――― ら ッ …!」
「 ッ ……、」
ずさぁっとハデに吹っ飛ぶカミコ。
シカクのまともな蹴りがカミコの腹に直撃した。
「おいどうしたカミコ。お前俺の蹴りなんざまともに食らったことねぇだろ。」
「げほげほッ ……、すみません ………。」
「…ちと休憩すっか。」
シカクはカミコに手を差し出し、ベンチへと移動をすれば二人して腰を下ろした。
「気にしてんのか。あの下忍だった男の事を。」
「あ、いえ。そういうんではないんです。」
「じゃーどうした。ここ数日らしくないぞお前。」
シカクが真面目な顔で言えば、カミコは少し沈黙した後ゆっくりと口を開く。
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