カミコがトリップをしてしまってから約2週間。
下忍になって1週間が過ぎようとしていた。
03:ドキドキの里外任務
此処まで15班の任務は毎日EとDをこなす。
他の下忍の班は休みもあるが、15班に関してはツーマンセル。
木ノ葉ではツーマンセルで連携を取れる忍が少ないため、低ランク任務でも人手が足りないぐらいだという。
1週間も経てばシカクから見たカミコの評価は勿論火影へと報告される。
実力だけで言うならとっくに上忍レベルだ、と。
ただ、場数が少ないというシカクの要望に三代目ヒルゼンもそろそろか、と任務の内容を考えていた所だった。
Eランクの通常任務が終わったカミコとシカクは、いつものように修練場で修行を重ねていた。
そこでシカクが一度動きを止め、空を見る。
「(――――…緊急、か?)」
「シカクさん。」
「あぁ、一度火影室に行く。お前も付いて来い。」
「はい!」
カミコとシカクは急ぎ足で火影室へと向かった。
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