最終話:成り上がりのくノ一
あれから一週間がたった。
漸く平和を取り戻した忍界に、ゆっくりと日常が戻りつつある。
火影室にはカミコとカカシの二人が仕事をしていた。
カミコ「(そういえば…よく考えたら私シカマルとカカシ先生にキスされてるんだけど……うわぁ思い出したらなんか恥ずかしくなってきた…!!!!)」
カミコは邪念を振り払うかの如くマッハのスピードで書類を片し始めた。
「あーあー…カミコー?おーいカミコ。」
「へっ?!あ、はい何でしょうか六代目様!」
「だから様は止めて頂戴ほんとうに…俺そういうの無理だから…。」
「あはは…つい。で、なんでしょうか?」
「…俺お前の事好きって言ったけど、お前があいつの事好きなの知ってるし、今まで通りでいいから。」
「―――へ?」
「いったでしょ?惚れさせるって。だから、お前は何も変わらず普通通りでいいの。わかった?」
「それって結構Sランクレベルの任務じゃ……。『なにがSランク任務だって?』
っとここでやってきたのは奈良家の二人。
「おはようございますシカクさん、シカマル。」
「おう。」
「はよっす。…で?カミコはなんでうずくまって顔赤くしてんの?」
「放っておいて…………。」
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