翌朝、カミコはゆっくりと目を覚ます。
見知らぬ天井に、寝惚け半分でベッドから起き上がり、部屋の扉を開く。
01:出会い
「お、良く寝れたみたいだね?おはようカミコ。」
「――――…あれ、なんでここにカカシ先生が……ってあ、そうか……私トリップしてきちゃったんだっけ。 えっと、おはようございます、気が付いたら爆睡してました…。」
「色々あったもんね、ご飯作るから座ってて。」
「あ…よければ私が作りましょうか?」
「え?」
「ただ泊めてもらうのも気が引けてしまうので…家事をやらせていただけると嬉しいのですが。」
「俺は嬉しいけど…いいの?」
「はい、わりと料理は得意な方なんです!」
まっかせてください!と拳を突き出しにっこりと笑みを浮かべるカミコ。
カカシはじゃーお願いね、とバトンタッチ。
カミコは冷蔵庫の中身を見てふむふむと考えながら朝ご飯の支度をしていく。
そしてテーブルに並ぶ和の食に、カカシは満面の笑みだった。
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