広いカカシの父の部屋。
カミコはベッドに腰を掛け窓の外を見る。
「……本当に、ここNARUTOの世界なんだ…………。」
カミコは未だに信じられないでいた。
目の前に推しのシカクにカカシがいて、自分が忍術を使って。
使ったこともないチャクラを使って、なんかこう、身体の力が抜けてしまった。
「(私は元の世界に戻れるのだろうか……。)」
そんなことを思いながら、うとうとと心地よい風を感じていた。
暫くして。
「カミコ、入るよ?風呂に―――――…ってありゃ、寝ちゃったか。」
カカシが部屋に入ると、カミコはすやすやとベッドの上で寝ていて。
近寄ればゆっくり頭を撫ぜた。
「……今日はゆっくりお休み。」
そう小さく囁いて、カカシは部屋の扉を閉めた。
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