381　小刻心音
　(もっとゆっくりでいいのよ)

382　虚勢少年を愛したの
　(そんな所が可愛くて)

383　空を殴った
　(ああもう、苛々する)

384　視線を絡めて、ぐちゃぐちゃに
　(真っすぐじゃなくてもいいの)

385　もどかしさに、キス
　(もっと焦らして)

386　キスがスキ
　(だからもっと)

387　思考をあげる
　(言えない望みも、読み取ってよ)

388　躊躇う鼓動
　(いっそ止まっちゃえ)

389　漂う幸せ
　(はやく捕まえて)

390　哂っていたのはママだった
　(御伽噺の継母みたいね)

391　誘う指を優しく折って
　(ごめんなさいね)

392　呆れるほどの臆病
　(何もかもが怖くて、)

393　想うだけじゃ伝わらない
　(そんなの知ってる)

394　相手を間違えてらっしゃるようで
　(私はあの子じゃないのよ)

395　特技は正当化
　(何も間違って無い！)

396　全部悪い夢なのよ
　(きっと幸せな夢も見れる筈)

397　日常に求める変哲
　(無駄だとは、知ってるけど)

398　自然に出たのは嘲笑　
　(なんて様なの)

399　心臓を劈く
　(飛び散るは赤い液体)

400　向日葵を見詰める
　(そして私もよ、と返事をした)　※ひまわり＝花言葉/あなただけを見つめる


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