膝の上
麗「都奈、邪魔だ」
都「やだ、退かないもん。麗緒の膝の上にいるもん。ぬくぬくだもん。寒いもん」
与「うわ、夏には読みたくないネタが出た！しかも会長と都奈ちゃんの相手俺かよ！」
麗「前回のツッコミは俺だったからな。常識人モードで頑張れ」
都「麗緒、突っ込みって誰に？ねぇ、ダレニ？」
与「都奈ちゃんが思っている突っ込みじゃないから。ボケとツッコミのツッコミだから。初っぱなからやめてくれ」
麗「弟の言った通りだから安心しろ」
都「むっー」
与「都奈ちゃん、頬を膨らませても……鶴たんが膨らませたら可愛い？！」
麗「揺るぎない末っ子馬鹿よ、其処の書類を取ってくれ」
都「僕が取るよ」
麗「寒いんだろ。くっついとけ」
与「会長、一言目と台詞が違うぞ？はい、書類」
都「でも、そんな麗緒が大好きです」
麗「どーも」
与「……なぁ都奈ちゃん、寒いんだよな」
都「うん」
与「それ、風邪じゃね？」
麗都「え」
与「この部屋結構暖房効いてるし、寧ろ少し暑いくらいだから。それに顔赤くね？」
麗「保健室に連れて行ってくる」
与「序でに会長も薬貰ってこいよ」
都「麗緒、ごめんね。自覚したら体が怠くなってきたぁ……」
麗「ベッ、クション！あ゛ー…風邪移った。ティッシュティッシュ……ハッ、ブシュン！」
与「明日会長と都奈ちゃんは欠席確定だな」
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