背中にべったり
麗「山野辺、結局自傷癖の原因は寂しい見て欲しい構ってから始まってるだろ」
輝「いや、だからね、家族や周りから寂しい見て欲しい、構って欲しいじゃなくて歩静に気づいて、相談して欲しかったって言う事」
麗「岡阿個人って事だな」
輝「そう言うこと!」
歩「あの時は一歩間違えてたら俺不良になってたと思うし、この学園には居なかっただろうな」
輝「やーだやーだ!俺は歩静と居る!歩静が不良になったら俺も不良になるし、歩静が転校したら俺も着いていく!」
歩「輝利、気持ちは嬉しいが俺に着いていくことは無い。恋人で居てくれるだけで十分だ」
輝「歩静大好き!」
麗「相変わらず甘ったるくてべったりだなお前等。喧嘩しろよ喧嘩」
輝「喧嘩しても俺負けるし、歩静は頭冷やして自分が悪いと解ったら謝ってくれるし、ね?」
歩「まぁな。大喧嘩は輝利が俺のアイスを食べた時か?」
輝「エッチで焦らし過ぎた時じゃない?」
歩「……」
麗「おい山野辺、岡阿が切れてるぞ。謝っとけ」
輝「何で怒ったの?!怒る要素何処?!」
歩「モラルのない輝利なんて嫌いだ」
輝「えー?!」
麗「あーあ。俺知らないからな。巻き込むなよ」
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