反省会…聖桜学園の場合
久『タコクラゲを生け捕りにしたよ』
響「身長154(推定)とか嘘なんじゃね?」
悠「…この惨状を暮古月のみんなに見られなくて良かった」
叶「という訳で反省会スタート!」
二「俺には反省するところなんて一個もありません」
叶「どっからきたのその自信?!」
二「だって特に良いところも悪いところもありませんでしたし、松下さんを見ているだけでしたしね。楽出来ました」
叶「一人で騒いでたオレって一体…」
響「叶って哀れだよな」
三「叶って可哀想だよね」
叶「声合わせて言わないで…!」
悠「あっ、あの…いとこが大変ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありませんでした。羽山くんが機嫌悪くなって、姫にまで迷惑を掛けて本当に、本当にっ…!」
響「俺には迷惑掛けていいのかよ」
悠「…藤馬は、大丈夫って信じてた」
響「あ?なんて?」
悠「ごめんなさい」
三「双子くんはさすがだよね」
響「うお、三六が誉めた。気持ち悪!」
三「前言撤回、弟くんはさすがだよ」
秋「俺達のお世話をやってるだけはあるよね。よ、保護者!」
響「合いの手止めろ!いやでも、二人で保護者なら夫婦って事で…密と一つ屋根の下で幸せな家庭を築いていくとしたら…」
二「しかし、あちらに近親相姦がバレずに済んで良かったです。どうやら羽山さんはノンケのようでしたし」
叶「香取様は大丈夫そうだけどね」
密「…年相応」
秋「そうだね。ちょっと背伸びした感じはしたけど、そんなところが可愛いよね」
三「可愛いもんか。金沢の奴、僕の高貴な髪の毛を玩具にしてさ」
久『根に持ってる根に持ってる』
三「君も!セクハラ質問そのまま言うなよ!なんだ謎のR.Kって!」
久『謎のR.K?知らないな』
三「なんて白々しいんだ!」
秋「まあまあ、ほうちゃん。落ち着いて。その三つ編み触角とか可愛いよ」
三「笑いかみ殺してる君を見ていると更に怒りが込み上げてくるよ湊史」
響「そのマイペースさは誰を相手にしても健在だったな」
二「ご迷惑おかけしたので菓子織りを送るつもりです」
悠「そうした方がいいかもしれない」
秋「だって瑰侠くんの警戒してるところ楽しかったんだもん」
響「相変わらずの性格の悪さだな」
秋「えー?俺、自分の気に入った子には優しいよ」
三「それが性格悪いって言ってんの」
叶「何はともあれ、楽しかったね!」
二「そうですね」
悠「また、やりたいな」
三「僕は遠慮する」
秋「そんな事言って、ほうちゃんだって結構楽しんでたじゃない」
三「うるさいよ!」
久『照れてる』
響「密、行こうか」
密「………うん」
ありがとう。君達のおかげで、みんなの世界が広がった。だから、ありがとう。
お疲れ様。
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