お題 | ナノ





知ったかぶりより知らないふりをして
(同じ嘘でも全くの別物だから、)

あなたをたとえるなら何色にも染まらない白
今がずっと続けばいいと思ってしまう
海はいったいいつから海と呼ばれているのか
永遠なんてない、わかっているから言わないで
大空高く飛ぶ鳥よりも上を目指してやろうじゃん
架空の人物に頭を下げ続けるあの子は笑いもの
キミはなぜ僕の名前を呼んではくれないのか
くだらないオママゴトには付き合ってられない
蹴っ飛ばしてやりたいぐらいの気持ち
言葉よりも大切なものをすべて見失ったアタシ
さあ、猿山の大将にでも会いに行こうか
知ったかぶりより知らないふりをして
スクランブル交差点を本気でダッシュしてみた
背伸びしたって現実は何にも変わらない
そこにいるのが当たり前でいなくなるなんて考えてなかった
助けてくれなんて言わないから愛をくれ
地図の上では何でもできるのに現実はこんなに遠い
躓いたって転んだって前を向くって決めたんだ
敵だらけの世界だってあなたが味方なら一生戦い続けられる
扉の向こうの君にこの手は永遠に届かない
なくした物はもう戻ってこないのだから忘れよう
逃げる事は許されないけど前を向く事なんてできないの
塗りつぶしても消し去ってもなくならない想い
ねずみ色の空の下で泣いたり笑い合ったりしてた頃
罵られたって殴られたって逃げ出してなんかやらない
花火の音に掻き消された始まりのアイズ
ヒントくらいくれたっていいじゃないか
不条理なこの世界に文句ならどれだけでも言える
閉鎖されたその場所にもう一度足を運ぶとき
ボキャブラリーが少ない君との会話は擬音ばっかり
枕元に置いた携帯電話の着信相手はダレ?
みっともなくて醜くてそれでも縋りつくしかない
報われなくてもいいから私のことはほっといて
目立たないでいられれば他に何もいらなかったのに
戻らない日々に涙してばかりのあたしとさよなら
やっとの想いで掴んだ背中は恐ろしく冷たかった
雪にだって雨にだって台風にだって負けてられないから
寄り道はいつもあなたが誘ってくれていたんだ
ラジオからきこえた気がしたキミの声
リンドウの花に願い続けた夢物語ももう終わり
涙腺が故障でもしたかのように溢れる気持ち
礼儀知らずと言われたって私はあなたを殴ってやりたい
露骨な態度にバカにしたようなあなたの顔
忘れたくても忘れられないあなたとの時間




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