狼少年の最後の嘘
（つまりそれはそういう意味なのですね）
あと一回だけこっちを向いて
いつかなんてきっと来ない
嘘吐きな君と恋をした
エゴイスティックな世界
狼少年の最後のウソ
悲しみが憎悪にかわる
嫌いだと言えたらよかった
雲の切れ間にはっきり見えた明日への光
汚れを知らないなんてウソばっかり
言葉にしてしまったらきっと君には伝わらない
懺悔は公開処刑の後に
真紅の月に不吉な予感
荒んだ心に響いた君の言葉
千言万語を費やしても表しきれないこの気持ち
そよ吹く風に覚えた懐かしさ
耐え忍ぶ君に嘲笑を浮かべる僕
調子のいいことばかり言うろくでもないアイツ
強がりな君に僕が言った最低な言葉
手を伸ばしても誰も助けてはくれない
解き明かした謎は事実であって真実ではない
泣いたのはきっと嘘
憎きアイツに毒林檎でもあげようか
ぬいぐるみに託されたメッセージ
寝ても冷めてもただただ君を思い続けた
ノートのブランクの意味
張り裂けそうな胸の痛みにうそぶく
人の言葉は儚く淡く時に鋭く私たちを惑わせる
袋詰めにされた私の気持ち
変人にだってなってやる
僕の恋は儚く散った
満月の夜につぶやいた
見つかったら終わりだとあなたは言った
むせび泣いても君は振り向かない
滅失した君の心と言葉と笑顔
もうすぐ僕らはお友達
やがて私のことなんかみんな忘れてしまう
歪んだ口元、冷たい瞳
良くも悪くも２度と戻る事のない今日
濫立した名簿の中にあった君の名前
両極端な君と僕
ループし続ける私の気持ち
列車に乗って何処までも行こう
ろくでもないアイツに恋した馬鹿なアタシ
私は色を失いました。
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