誰もが愛する、だから憎む。
（ひねくれたワタシの本心は、）
愛することを罪と呼ぶ
いっそ嘘だと言ってくれれば
うずく、痛む、うずく、痛む
永遠に夜がこないでと、
思い出なんて重くて捨てた
悲しみを強く儚く刻み込む
消えかけのき傷痕
黒いバラを君に贈る
結末がわかる日なんてこないで
零れ落ちた赤を踏み潰す
最大級の哀の言葉を君に
自由を探して自由に溺れ、
縋らないで、縋らせないで
せめてもの償いに花束を
それを好きとは呼ばないで
誰もが愛する、だから憎む。
近ければ近いほどに切なさは増す
積み木を崩してあの子を落とす
手を振るよ、明日に
止めどなく溢れる涙さえも嘘吐きで
涙声、やっぱり君は見ないふり
鈍く光る指輪をはめて
拭い去ったはずの過去
願わくばもう一度だけ会いたいと。
残ったのは薫りか痛みか
ハッピーエンドはいつも嘘つき
広い宇宙にちっぽけな僕
触れた指先から嘘が広がる
平凡なボク、特別なキミ
欲しかったのは愛情で
瞼の裏で君を見つめても
見えない糸でがんじがらめ
無責任な君からの愛を捨て、
目からこぼれた滴は消えて
戻ることのない夜を求めて
破り捨てられた手紙はまるで
夕暮れどきの鈍い嘘
弱いふりしてごまかして
楽な恋路に私は逃げる
理由の言えないさようなら
涙器を全部取り去って、
劣等感を白くする
ロストナンバーと合言葉
笑えないのは誰のせい？
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