02
「池内ー、誕生日おめっとサンバ!」
「マジ!?グッチーありがとー!!」
お祝いの言葉と共にプレゼントが渡された。
「なぁなぁ、中身見ていい?」
「ま、待って!俺なんか恥ずかしいし帰ってから開けて。」
「えー、」
「グッチー照れるから今開けないで。」
野太い声で「キャー恥ずい!」なんて言い始めたグッチー。
グーにした両手を口元に添えて、ブリッコな女の子を意識したポーズをし始めた。
どうやらグッチーなりの照れアピールらしい。
「てれちゃーう。」
「分かったって、そんな照れんなよー!!」
そう言ってグッチーの冗談に付き合ってプレゼントを持って帰った。
prev next