真べとダンレボ/ベクター

「うやったあっ! FULLCOMBO! ねー、次はどの曲にするー?」
「ぜー…はー…、え? まだヤんのか。」
「ずっとやってた私は兎も角、ベクターはまだ3クレ目だよ…。疲れた? Easyでそんなに息切らすなんて、だらしないねえ。」
「あァ?! 上等だコラ、これくれー余裕だっつの! ***ちゃんこそォ、汗かいてますけど、休憩必要なら僕に遠慮しないで良いんですよォ。」
「普段は5クレくらい休まないで通すからへーき、へーき。ああ、喉渇いたな、お茶〜…ん? なによ、その顔。もう、じろじろ見て。虫でも付いてる?」
「いやー…。ほら、汗でTシャツが濡れてんじゃん。」
「そうだね。」
「下着の柄までバッチリ透け…ぐッほあ! い、痛え…こ、殺す、クソアマ…。」
「こっちの台詞だスケベ! 最悪!」
「今まで透けてるの気がつかないでずっとゲーセン通いしてたって事だろうが! 絶対他の人間にも見られてっからな! 態々教えてあげたんですから感謝して欲しいくらいなんですけどねえ!」
「いよいよ以て死ね!」





[prev] [next]
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -