小説更新
2016/06/19 12:25
「忠義/ベクター皇子」、「現代忍者譚/月影」の2本をアップしました。
どちらも随分前に書いて、USBの中に入ったままにしていたものです。他に５本程データが入っていました。6000字位書いた皇子もあったのですが、終わりが見えないので、どうしたものかと首をかしげています。連載方式は数ヶ月単位で間を開けてしまうことを考えると抵抗があります。
「忠義/ベクター皇子」
過去の皇子ネタを見返したのですが、だいたい暗い・難しい・悲しいの三拍子そろった話でした。趣味全開ってやつです。でも、自分で書いたものはどれも多少は自分の趣味であるはずですが。
「現代忍者譚/月影」
さて、忍者のお話は続きそうですが、続きを書くことを考えていたわけではありません。夢主に個別性を与える書き方は避けていたのですが、この女の子はあえてキャラクター性を強くするつもりで書きました。性格があると、書きやすいという面もありますね。
先週、アニメ「うみねこのなく頃に」を見ましたが、縁朱という孤独なお嬢様が登場しました。うみねこを見るより前に小説は書いていたので、まったくの偶然ですが、夢主に設定した性格に似てます。話はギャグ寄りにしたので、夢主に縁朱のような暗さはないのですが。
前半は夢主の住んでいる町や身分の記述がほとんどでした。背景設定を固めて、町や建築の描写をしっかり書くのが好きです。pixivにあげたユリセレもアカデミアの内部描写に紙面を使いました。
建築描写は綾辻行人の影響だと自覚しております。古い洋風建築を見て回るのがとても好きで、都内の庭園はほとんど訪問しました。そろそろお花の綺麗な時期ですから、久しぶりに行きたいですね。
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