武将、運転免許を取るの巻
「という訳で佐助、三成、元親、元就。運転免許を取れ」
「いやいや急すぎない?運転免許って車を運転するのに必要なやつでしょ?」
「丈花殿!某はよろしいのでござるか!?」
「うん、お前はいいよ幸村!ってかお前は駄目だ!色んな意味で!」
「ってことは俺も車を運転できるってことか!この西海の鬼に任せな丈花!」
「何故我がそのようなもの会得せねばならぬ」
「持ってるに越したことはないでしょーが!車使えれば好きな時に好きな場所で日輪を見れるぞ。この間テレビでやってたでしょ日輪スポット特集。あそこにも行けるぞ」
「・・・・・・仕方あるまい」
「丈花、我は免許を取らずともよいのか?」
「刑部は足が不自由だからねー・・・。車を運転するのにアクセル踏んだりブレーキ踏んだりするから。そのかわり、三成が免許取っておけば刑部の移動手段も増えるでしょ」
「そうか・・・。わかった、その運転免許とやらはどのようにして会得できるのだ。修業が必要か」
「いや、修業ってほどじゃないけど・・・。近所の自動車学校で教習を受けてくんの。入学の準備はやっておくから、あんたらは明日教習所に行ってきて」
「はいはい、わかりました」
「某も行きとうござる・・・」
佐助の場合
「よいしょっ・・・と」
「猿飛さん運転上手いね〜。ほんとにマニュアル初めて?無免許運転とかしてたんじゃないの?」
「あははは、まさか〜(実は隠れて丈花ちゃんの家の車何回か使ったことがあるなんて言えない・・・)」
佐助=何でもできる
三成の場合
「石田くん石田くんスピード出しすぎ!!ブレーキ踏んでブレーキ!!」
「ぶれーき?・・・これか」
「違う違う確かにそっちもブレーキだけどそっちはハンドブレーキ!!ってかアクセル踏むのやめて!!」
三成=スピード狂
元親の場合
「なあなあ、これはどういう時に使うんだ?」キラキラ
「それはワイパーのスイッチ。雨が降ってる時にフロントガラスについた水滴を拭くんだよ」
「へぇ〜!じゃあこれは何なんだ?」キラキラ
「それは空調の温度調節のスイッチ。・・・っていうか長宗我部くん、いい加減車を走らせてほしいんだけど・・・」
元親=運転より車の機能に夢中
元就の場合
「そうそう、ハンドルはそれくらいでいいよ」
「フン。この程度のこと、呼吸をするより容易いわ」
「あははは、そうかー。ただねー毛利さん、もうちょっと速度上げてほしいんだけどなー。せめて直進できるところではアクセル踏んでほしいなー・・・」
元就=安全運転
幸村&刑部&丈花
「今あるマニュアル車とは別に新しい車買おうと思うんだけど、車椅子付きのがいいよね」
「なに、いざとなれば自力で歩けるゆえ。安いのを買えばよかろ」
「丈花殿!!某はこのみにくーぱーという車が良いでござる!!」
「この大所帯にミニクーパー1台が来て何になるんだよ!!安くてでかいやつにしろ!!」
その後、一応全員無事に免許を取れましたとさ。
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