隠岐くんと赤ちゃん後日談


会話文

「最近なまえさんますますおつかれみたいやね」
「……バレた?」
「バレバレですわ。目のクマ、すごいですもん」
「前の侵攻の後始末と、新入隊員の対応がちょっと忙しくて。それにランク戦が終わってからの……あ、いや、これはナイショ」
「そこまで言ったら言ってもええやん」
「だめだめ、ナイショよ」
「えー……まあええですわ。ランク戦終わったあとってことは、どうせすぐわかるやつなんやろ。それよか、今はなまえさんがお疲れな方が問題やわ」
「いや私が疲れてるのはそんなに問題ではないわよ……?」
「問題問題、大問題です。せやからなまえさん、俺に良い提案があるんやけど」
「聞きたくないわね」
「哺乳瓶買ってみたんですけど、試さへん?」
「聞きたくなかったわね」
「ここにホットミルク入れて飲むん、やってみぃひん?」
「いや、いやよ、隠岐くん。それは、それだけは!私の何かが減る気がする……!」
「減らん減らん。むしろ癒し効果ある分、プラスでしかないんやないかなぁ」
「絶対そんなことない!!」
「俺準備してくるな。待っとってなまえさん」
「っ、準備したって絶対やらないから!!」





「……ぜったい、んく、ゆるさない、っちゅ、ん、」
「わー、なまえちゃん、上手に飲むなぁ。えらいなぁ」
「ん、んっ……え、えらくないもん……♥」
「えらいで、なまえちゃんええ子ええ子」
「おひふん……♥♥」
(自分で言うのもアレやけど、なまえさんて俺に弱いんやなぁ)




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