名前っちは俺と同じモデル。
同期だから、何気によくしゃべるし、なにより名前っちの笑顔にひかれて。
つい先日、彼氏の座を勝ち取ったんス。
そして、撮影スタジオにて。
「名前っちー!今から撮影っスか?」
「あ、黄瀬君ー!うん。今から撮影だよ」
「俺は向こうで撮影っスっ!名前っちと撮影したかったっ」
「私も黄瀬君と撮影したかったなー…あ、そうだ!」
名前っちは俺に「しゃがんで」と言ってきたから俺は素直にしゃがむ。
すると、唇に温かい感触が。
「っ!!?」
「じゃ、お互い頑張ろ!」
名前っちは走って撮影に行った。
俺は思わず自分の口に手をあてる。
「〜〜っ!名前っち!」
「不意打ちはだめっスよ!」と叫びながら。
不意打ちのキス
黄瀬君わからん難しい