下手くそなキス
「火神君って、キス下手そうですよね」


「「ぶはっ」」



お昼休み、私と大我と黒子くんとご飯を食べていたら黒子くんが唐突にそんな質問をしてきた。
私も大我も盛大に吹き出したけど。



「二人共、汚いですよ」

「いや、今のは黒子がわりーだろ!」

「なんでですか」

「なんで黒子くんがそんな質問するのよ!」

「いや、いつも苗字さんが火神くんにキスされてるんだろうなって思ってしまって」

「「変態かお前は!!」」



私は彼氏なんか大我が初めてだし、大我がキスがうまいかへたいかなんてわからない。というか私のほうが何倍も下手だし。



「そういうお前はどーなんだよ!」

「僕ですか?僕は彼女なんてできたことないですからわかりません」

「てめーしばくぞ」

「それはいやです」



ふんっと大我は鼻をならすと、黒子くんに「見てろ」といった。

私は「何を?」と聞こうと思ったら、急に口を塞がれた。



「んっ!???」

「火神くんって意外と大胆なんですね」

「うっせ」



大我は触れるだけのキスをするとすぐに離れて黒子くんを見た。



「でも、見た感じ、やっぱり下手ですね」

「オイ!!!」




下手くそなキス




意味不明wwwwww


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bkm
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