目覚めのスマふぉロイ


「ふあぁ〜…おはよ…」
「おはようじゃない。おそようだ。ったく、またこんな時間に起きだしてきて… もっと健康的な生活をしたいという考えはないのか?」
「まったく起き抜けの昼から騒々し…い………?」
「いきなりなんだよ、人の顔見て固まって」
「…背、伸びた?」
「………言う事、それだけか…?」
「い、いや…ええと…」
「…なんかさ、いきなり身体が成長?したみたいでさ、朝起きたらこんな感じだった」
「せいちょう…だと…? あ、あなた…本当にあのロイ様ですか…?」
「昨日の夜カーペットに足引っかけてソファに座ってる俺に向かってぶっ転んできたのは目の前のフィオさんだったと思ったけどなぁ」
「あっ……… 本物のロイですね」
「だからそうだよって」
「……」
「…とりあえず、いつものようにメシ作ったから、食べたら?」
「…はい」

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「人の顔ジロジロ見ながらメシを食うな」
「いや…改めてイケメンだなって。かっこいい人を見ながら食べるご飯は格別においしいな〜って」
「えっ、…へへ」
「メシウマってやつだ。いや、状況的にはメシマズで…」

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150629
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