スネークとせんぱーい


「フィオせんぱーい」
「なんだいスネーク君」
「腹減りましたーメシくださーい」
「自分で取ってきなさい」
「フィオ先輩のその左手に持ってるE缶が欲しいでーす」
「これは今メンテが終わるジェミニに持っていくやつだからダーメ」
「あ、今の『ダーメ』かわいかった。先輩、もっかいやって?」
「かわいくない。もっかいみたいなら記憶回路で再生でもしてなさい」
「えーでもあのクソナルシストにあげるくらいならドブに捨てる方がマシですよー。ドブに捨てるくらいなら俺がもらってあげた方がマシですよー?」
「お前は本当にジェミニが苦手なんだな…」
「苦手じゃなくて嫌いなんですー」
「後でちゃんと君にも構ってあげるから、今はジェミニのところへ行かせてくれない?」
「やーだなぁ」
「お願い、スネーク」
「…むー、わ…っかりました。ナルシ野郎のが終わったら俺のところに即、来てくださいね。来てくれなかったら俺風呂場にサーチスネーク仕掛けますから」
「はいはい」

- - -
スネークに先輩呼びされるのなんかいいなぁ…ということでフィオさんのことも先輩呼びしてもらってみた。というだけのハナシ。

140517
*次へ | back | 前へ#

◆top


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -