あの一日の夜から一年たった。



総隊長立ち合いのもと厳正に審査が行われた。
といっても尸魂界の歴史の中に虚化した死神などいない訳で、もちろんそういう事に対する掟も規則もない訳で、私達が必死に頑張ってる間に隊首会とか中央で虚化した際の死神として護廷十三隊に続隊させるかっていう掟とか規則的なものも一年の間に早急に作られたらしい。って浦原さんが言ってた、わたしにはよく理解できないけど。
ようは虚化しても正気を保っていられるかとか、卍解できるかとか、冷静な判断能力があるか、とかなんだけど。
あんまり持続時間とかは考慮されてないみたいだから、ぶっちゃけそういう初歩的なのは最初の内在闘争の時に終わってるわけで。

つまり、全員余裕で審査に合格した。
そして今日この日を持って護廷十三隊に複隊しました。