Sweetish Kissing





7万打フリリク企画
謙光で自分にくっついて眠る光を観察してキュンキュンしてる謙也くん
ちょんさまリク











久々に光の家遊び来て、そりゃーあんなこととかこんなこととか、したくないわけやなかったけれど。



光さんは今俺の腰に手ぇ巻き付けて爆睡中であります。


光はネットかなんかしらんけど毎日夜遅くまで起きとる。よぉ夜更かしして欠伸しながら朝練来たりする。元々眠りも深い方やないみたいや。
せやけどその反動かなんかで、たまにがっくーん落ちるときがある。こうなったら俺の力やよう起こせん。


あぁあかん!これはこれでめっちゃくちゃかわええねん。しかもこの体制は結構息子にクるもんがある。…ぎゃー!光よだれ出とる!か、可愛すぎやろぉぉぉ!!


光のかわええ寝顔をどうにかして写真に収めたい…せやけどこんなときに限って携帯!遠い!!なんであんなとこに置いたんや俺の阿保!!腕つりそうになりながら携帯がおいてあるテーブルへ手を伸ばす…と、光がむにゃむにゃ喋り出した。やば、もぞもぞしすぎた?



「んぅ、けん、ゃ、しゃんんー…」
「ごめんなぁ光、起こしてしもた?」
「ねてへんもん、おきてへんもん…」
「ふは、意味分からんし」
「けんや、しゃん。けんやしゃんー」
「なん?」
「あんな、おれ、ねむいねんなぁ……」
「うんうん、眠いなぁ。寝とってええで?」
「けんやしゃん、けんやしゃん…けんやしゃん…」
「どうした?」
「しゅきやー…」
「は、」


そんだけぼそぼそ言うたあと、またこてんって寝てもうた。……すみません光以上にかわええ生き物はこの世に存在せぇへんことが確定いたしました。俺死ぬかもしれん。死因は勿論ときめき死やで。


光を抱っこしてベットまで移動して、俺も一緒に布団に入った。光をぎゅーって抱きしめて、幸せな気分のまんま眠りについた。









***








「んー…」


めっっっちゃよう寝た。肩がめちゃ軽くて楽。俺疲れとったんかもしれんなぁ。


謙也さんは俺のこと腕枕してくれとって、すやすや寝とった。ふは、阿保みたいな顔。めちゃ可愛い。腕痺れぇへんのかなぁ。


謙也さんへの好きを、毎日溢れそうなくらい抱えてる俺。今日やってそんな気持ち、伝えたかった。やらしいことしたかった。

せやけど、たまにはこんなんもええな。幸せ。


「あ、そうや」


たまには、俺が付けたりますよ。キスマーク。
無防備な謙也さんの首元に唇を寄せた。










***









「これ、どういう状況やねん…」


俺の首にかぷって噛り付いたまま光は寝とる。キスマークでも残そうとしてくれたんかなぁ…。てか俺の首光のよだれまみれ。…あぁもう!こんなおいしい状況、やっぱほっとかれへんわ!


「光、起きて。なぁ光、」



それでも光のことたたき起こすのはやっぱ可哀相やから、ゆっくり愛を囁く。

「ん…」
「光、おはよ」
「けんやしゃん…」
「なぁ光、ちゅうしよ」
「うん、しゅる…けんやしゃんとちゅう、きもちいもん…いっぱいしゅる」


あぁあああぁあ!!なんやねんこのかわええのん!!

ちゅうしゅる〜とか言うとるくせにまだまだ瞼が上がらん光を、抱き上げるような姿勢で抱きしめた。幸せって、こうゆうことやんな?


どうか、腕の中の幸せが一生俺のものであり続けますように。









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リクエストありがとうございました!





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