あいらぶゆーと言ってくれ!





7万打フリリク企画
ユウジと謙也さんと白石にめちゃめちゃ愛されてる光(赤光オチ)
ひらうじさまリク










「ひかるぅぅう〜」
「うわ。謙也さんホンマうざい。暑いから離れてください」
「いややぁー!!」


放課後、部室に入るなり謙也さんにぎゅぅーって抱きしめられた。「今日もかわええ」やとか「めっちゃ良いニオイする」とか言われてほお擦りされる勢いでわしゃわしゃされる。最初は嫌がっとったけど最近では諦めとる。


「んでな、今日なー!」
「はいはい」

そんで謙也さんはその日にあった出来事を事細かに俺に報告してくる。内容は殆ど興味無いことばっかりやけど一生懸命話してくる謙也さんがなんやかわええからとりあえずいつも一通り聞いてやんねん。やって俺なんやかんや謙也さんのこと好きやもん。




「いつまで抱き着いとんねん阿保謙也っ!!」
「痛っ!!」



謙也さんにぎゅーってされたままやった俺。謙也さんの頭をスパーンてめっちゃええ音たてながら叩いて俺から引きはがしたのは、言わずもがなユウジ先輩。


「ユウジ先輩、こんちは」
「おう。……財前、これやるわ」
「わ、善哉や…!もしかしてユウジ先輩作ってくれたん?」
「ちゃうわ!!勘違いすんなやボケ!!」
「そうすか。やけど嬉しいっすわ。おおきに」
「……これもやるわ」
「饅頭…これもユウジ先輩作ってくれたんすか?本間すごい」
「い、言うとくけどお前のために作ってやったわけやないからな!ついでやついで!!」


ユウジ先輩はツンデレや。本間は俺のことめっちゃ好きでいつも俺が好きなお菓子とかばっかり作ってくれるのにそんな風にごまかしよんねん。


「ユウジ先輩、おおきに」

本間嬉しかったからユウジ先輩の腕ぎゅって掴んでわざとらしいくらいの上目使いで言うたった。ふふ、真っ赤になるユウジ先輩はめっちゃかわええ。ちょーすきかも。



「財前は今日もかわええな!エクスタシィィイィッ!!」

出た、部長。嬉しそうな顔しとるユウジ先輩の前で饅頭食べとったら変態部長がすごい勢いで入ってきた。黙っとればイケメンやのに残念すぎる。

白石部長はいつものように俺に密着してきて腰らへんをやらしく撫でる。ホンマようやるわーこの人。


「財前今日パンツ何〜?」
「黒のボクサー」
「ちょーだい!!」
「3万」
「財前は冗談が上手やな」
「本気っすわ。10万でちゅーとオプションで乳首触らせたってもええですよ」
「「「えぇっ!?」」」


俺も部長の扱い慣れたなぁとか思うとったら謙也さんとユウジ先輩も食いついた。なんでやねん。



「白石、女の子外で呼んどるで〜」
「……あぁ、おおきに」


部長の顔は途端に雲って、浮かない顔して出てった。15分後くらいに溜め息吐きながら戻ってきて。


「はぁ…」
「部長、また告白されたんすか」
「おん。なんやちょい泣かせてもうた…」


なんちゅーか、こんな完璧な部長にも苦手なモンがあって、こんな顔するんやなぁ…それってなんか…



「部長、かーわいい」


指に付いたあんこをちゅぱって音たてながら舐めたら部長は途端に顔赤くして口元手で押さえて目ぇそらされた。あ、部長のこの顔めっちゃ好き。











「光〜帰りどっか寄り道してこうや〜」
「財前、俺ん家来るやろ?」
「白石ん家なん行ったら妊娠してまうわボケ」

プルルルル…



「あ、もしもし赤也?お前もう駅着いたん?ちょ、絶対そこ動くんやないで。お前すぐ迷子なんねんから。おん、おん、分かった。………はぁ?!そんなん会うてからいくらでも言うたるから。今俺部室やし流石にそらちょっと…。………はぁ、分かった分かった。拗ねんな。言えばええんやろ。……俺も好きやで、赤也。…て、照れてへんしっ!ほなすぐ行くから待ったって。切るで」







「「「……………。」」」
「っちゅーわけなんで帰りますね。お疲れさんっした〜」



ガチャ バタン。





「……俺らのお姫さんは、なんちゅーか…」
「小悪魔ちゃんやなぁ…」
「いや、ここまで来たら悪魔やろ。」
「せやけどホンマ、」
「かわええねんなぁ…」
「質悪いわ……」




謙也さんもユウジ先輩も白石部長も好きやけど、赤也のことはもっともっと大好きやねん!こんな俺ですけど、これからもどーぞ可愛がってくださいね?








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リクエストありがとうございました!





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