総司くんは昨日夜遅くまで副長といちゃいちゃにゃんにゃんしていた所為で、朝食当番に寝坊してしまいました。
「はじめくんお早う……」
「お早う総司」
「ごめん、当番…忘れてた」
「俺は大丈夫だ。だが、総司は少し落ち着いた方がいい」
「へ?」
「いや、髪くらい結ったらどうだ」
「え?あ、あれ?!」
「……?…総司、髪留めはどうしたのだ」
「あ〜、っと、部屋に置いてきたのかなぁ?はは…」
「……………」
「…ちょっと取ってくる!!」
「土方さん!」
「……何だよ、人がせっかく寝てるっていうのによ。ちっとは静かにしろ」
「僕の髪留めありませんでした?」
「ああ?髪留め?………知らねえ」
「…その顔、絶対知ってるでしょう!早く!返してくださいよう!」
「どんなヤツだよ」
「どんなのって……白くて…」
「ああ、昨日おめぇのアソコを縛ったヤツか?」
「はぁぁ??!まさかあれ僕のだったんですか??うわ最悪!!もう頭に付けたくない!!」
「いいじゃねぇかよ。どうせおめぇの体液なんだから」
「いやですよ!!……もう!これ借りますよ!」
「あっ!総司!それは俺のだ!!」
「はじめくんおまたせ!」
「あ、総司……髪留めは…あった……のか?」
「うんもうばっちり」
「そう、か……だがしかしそれは…俺には副長のものに見え…」
「はじめくん!ふきこぼれてるよ!」
「……まだ沸騰すらしていないが」
「じゃあ僕みんな呼んでくるね!!みんなー朝ご飯ですよー!」
「…………」
「「「いただきまーす!」」」
「総司、やはり俺は髪留めが副長と逆なような気が
「はじめくんの作ってくれたご飯は美味しいなぁ!」
「総司……」
「トシ、何で今日は総司の髪留めをしているんだ?何かあったのか?」
「……そう見えるかぁ?これは正真正銘、俺の髪留めなんだが」
「俺の総司の、髪留めだったりしてな」
「左之!!!…んなわけあるか!阿呆!」
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