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▼ 愛という病

「先輩!せんぱい!せんぱ〜い!おはようございます!あ〜さで〜すよ〜〜〜〜〜〜!!!ほら先輩好みのラテも淹れたんで起きてください〜〜〜〜。」

うるせえ。

「ん??先輩???まだ寝てるの???てか!先輩の寝顔ちょ〜〜〜〜きゅーーと!!!!!!かわいい....天使.....」

うるせえ。

「やばい。先輩のきゅーとな寝顔見てたら俺の息子が元気になってきた....寝てるし....ちょっとぐらい悪戯してもいいよね!!!先輩いただきま〜〜〜す!!!!」

うるせえ!!!!!!

「あーーーーうっせぇ!!!!てかおいてめぇ何俺のズボンに手ぇ突っ込んでんだ!!!!あぁ????」

「先輩おはようございます!!!先輩が可愛すぎたんでつい...てへっ」

「てへっじゃねぇよ可愛くない気持ち悪い。」


この朝からうるせぇこいつは俺の二個下の後輩。
一年前から付き合っている。


「先輩ひどい〜〜〜。それより先輩!朝ごはんできてますよ!ラテも淹れてあるんで早く早く〜」

「おう。」







そっけない返事を返す。
こんな冷たい態度をとるが、俺はこいつが本気ですきだ。だいすきだ。愛してる。


俺は一年前、こいつを当時の彼女から寝取った。そうなるように仕向けた。
邪魔者はどんな手を使ってでも消した。
でもこいつは、そんなことを微塵も知らない。

こいつは俺のことを、乱暴で口が悪く不器用でドライ、そんな風に思っている。
きっと、自分の方が相手をすきだと思っているだろう。

だが、それは間違いだ。
実際の俺は、嫉妬深く依存症で器用で、重い。
あいつが浮気をしたらその浮気相手を殺すだろうし、別れたいと言われたらあいつを殺して俺も死ぬ。それぐらいにすき。狂っていると言われようと、それだけすきなんだからしょうがない。

あー本当にだいすき。
昨日は余裕のないあいつが見たくて、媚薬を盛った。
余裕のないあいつはめったに見られないからすごく新鮮だった。
生中出しもいっぱいしてもらったし、噛み跡とかキスマークもいっぱい付けてもらった。しあわせ。

でもなんだかなーもっと、もっと愛されてるって感じたい。
あ、お清めセックスとかいい。大事にされてる、愛されてるってすっごい感じれそうだよなあれ。
そうと決まったら後でテキトーな奴に電話しよ。寂しくなっちゃったって言って股開いたら犯してくれるだろ。あいつ帰ってきたら泣いて被害者面すればいいだけだし。あーたのしみ。








「先輩さっきから何ぼーっとしてるんですか?ごはん冷めちゃいますよ???」

「ちょっと考え事。それよりお前そろそろ行く時間じゃねぇのか。」

「あ!ほんとだ!先輩行ってきます!!だいすきです〜〜〜!!!」


そう言って後輩は慌ただしく家を出ていった。
あの笑顔でだいすきとかずるすぎだろ。あーー俺もだいすき。
ちょっと勃ったからあいつのパンツで軽くオナって会社行くか。


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