3.こっちは泣き上戸


─ミカエルのドタバタがあって暫く…─

ゼハンプリュ:ひくっ…たぁぁぁいちょぉぉぉっ…(大泣)
ザドキエル:ぅわっ…どうしたんだよ…コイツは…
ラミエル:ほら、隊長さっき、ミカエル様に大量に人間界のお酒飲ませてたでしょ…
ラクミエル:で、同時に隊長も結構飲んでたじゃない。そしたら…ねぇ…
ゼハン:えぐっ…えぐっ…たいちょう…ボクもたいちょうみたいにかっこいいてんしになりたぁぁい…わぁぁぁぁん…

とてもじゃないけど、「格好いい」から程遠いゼハンプリュ(笑)

ラク:ゼハン…今のゼハンは…
ザド:クミィ、ストップ!!
ラミ:ヘタレだよね
ザド:言うなって…。ストップかけたのなんだったんだよ…
ゼハン:わぁぁぁぁん…ボクっ…ボクだってぇぇ〜っ…だってぇぇっ…へたれじゃない〜っ
ザド:落ち着けって…な??ほら、お前はそのままで十分格好いいって。銃の扱いも上手いし、な?
俺は銃使えないんだぞ?扱えるお前は十分格好いいって
ゼハン:ひぐっ…ほんとですかぁぁぁ〜
ザド:あぁ、マジマジ。な?
ゼハン:へ…へっ…よかったぁぁぁ(泣笑)
ラク:…流石隊長…宥めちゃったよ
ラミ:よし、じゃあゼハン、隊長みたいになるためにこれ飲もう!!どんどん飲もう!!(人間界産ウイスキー)
ゼハン:うん…のむ…
ザド:ばっ…何考えてんだよお前は…
ラミ:え??酔わせてそのまま眠らせちゃおうと思って…
ザド:んな事しなくてもミカエルの時みたいにエンジェリックで…
ゼハン:たいちょぉっ!!のみくらべつきあってくださぁぁぁい
ラク:付き合ってあげたら??そしてラミィが言うように眠らせた方が良い気がする
ザド:ったく…しゃあねぇか。ゼハン、飲み比べすっぞ
ゼハン:はい〜っ!!

─で、数分後…─

ゼハン:…ぐ〜っ…(睡眠)
ラク:弱っ…
ラミ:ゼハンが3杯でアウト……
ザド:いや…その前にも相当飲んでるだろ、コイツは…
ラク:でも隊長も飲んでるわよね?相当…
ザド:あ〜…なんっつか…一端酔いが完全に冷めたっつか…
ゾフィエル:ね、不思議よね
ラミ:あ、ゾフィエル…
ゾフィ:ハイペースでガンガン飲んでる奴よ?不思議で仕方ないわ
ラク:隊長ってザル??
ザド:あ〜。それもあるか…。でもな、ミカエルの一件があって以降、酔いつぶれたらいけないって意識がな、異常に高まってるっつか…
ゾフィ:…それ分かるわ…(ザドキエルの肩を叩いて)
ラミ:…隊長も…色々大変だね

〜こっちは泣き上戸─END...〜

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