２.制裁(笑)

ﾐｶｴﾙ:ぅ〜…もうむりらって〜…
ｻﾞﾄﾞｷｴﾙ:いいから、もっと飲めって
ｿﾞﾌｨｴﾙ:ちょ…アンタ、マジで止めなさいよね!!
ｶｼｴﾙ:そうよ!ミカエルにそれ以上飲ませたら、手に負えなくなるわよ!!
ﾗｸﾞｴﾙ:ザドキエルも一番わかってる筈ですよ!!止めようよ
ｻﾞﾄﾞ:あぁ…確かに…確かにだ。俺とゾフィエルがコイツの恐ろしさを、いっちばん知ってる。(過去のﾄﾗｳﾏ)
でもな…(ウリエルとラジエルの方を向いて)

ﾗｼﾞｴﾙ:ホント、行儀って言葉知らないわけ?ばっかじゃね〜の
ｳﾘｴﾙ:なにおう!!

ｻﾞﾄﾞ:花見くらい仲良く出来ないもんかと思ってな…
ｿﾞﾌｨ:まぁ…気持ちは分かるわよ。でも、そのミカエルを使うのはちょっと…
ﾗｸﾞ:逆に可哀想ですね。あの二人…
ﾐｶ:ぅ〜……(半分目が据わってる)
ｻﾞﾄﾞ:よし。ミカエル、あの二人がな、花見に来てまで喧嘩ば〜っかりしてんだ
ﾐｶ:けんか……
ｻﾞﾄﾞ:喧嘩は良くないよなぁ〜
ﾐｶ:ん。よくにゃひ…。とめゆ……(ラジエル達の所に行く)
ｻﾞﾄﾞ:おう、行ってこい!!(楽しそう)

─で、ミカエルが二人の所に来ました(笑)─

ﾐｶ:ふたりとみょ、しぇいじゃでふわりなひゃい!!
ﾗｼﾞ:え?なに…
ｳﾘ:み…ミカエル??
ﾐｶ:いましゅぐ!!
ｳﾘ･ﾗｼﾞ:!!!

流石に、いつも温厚なミカエルが豹変しているのにはビックリした二人、ビシッと正座しました(笑)

ﾐｶ:てんしがけんかしちゃらめれしょ!!しゅもかなしいのっ!!めっ!!!
ｳﾘ･ﾗｼﾞ:……
ﾐｶ:なんれらまってりゅの……ほんとにわかってりゅのっ!!らじえゆなんて、ぼーげんにっきかいて!!にんげんみたらビックリするれしょ!!
ﾗｼﾞ:…ごめん…なさい…
ﾐｶ:うりえゆも、ちょ〜っと、あたみゃわゆいっていわりぇたくらいれ、すぐおこって!!だからいわりぇりゅの!!
ｳﾘ:ごめんなさい…
ﾐｶ:まっらく…うりえゆがそうだかりゃ、はしゅでぃえりゅが、しごとしにゃいの!!だいたい……(近くで傍観していたハスディエルを睨みつけて)
ﾊｽﾃﾞｨｴﾙ:─ビクゥっ─
ﾐｶ:はしゅでぃえりゅはしごとおわったにょ??
ﾊｽ:えっ…とぉ…そのぉ…
ﾐｶ:ろーしていちゅもためこみゅの!!いちにち１みゃいがんばればいいだけでしょ!!
ﾊｽ:うわぁぁん、ごめんなさ〜い(逃走)
ﾐｶ:にげうにゃぁぁぁ!!

逃げるハスディエルに、剣を片手に追うミカエル。

ｻﾞﾄﾞ:やっべ…このままだと被害拡大するっ!!

楽しそうだと思って見ていたザドキエル、心の中で相当反省しました(笑)

ｿﾞﾌｨ:だから止めろって言ったのよ馬鹿っ!!
ｶｼ:とにかく、全力でミカエル止めないと、本気でまずいわよ
ｿﾞﾌｨ:でもどうやってよ。あれでも天使長なのよ!!
ﾗｸﾞ:ボクとザドキエルが至近距離でエンジェリックで睡眠魔法かければ…
ｻﾞﾄﾞ:それだ!!

そして４人でなんとかミカエルを捕まえて…
尚且つ、ザドキエルとラグエル、さらにそこにウリエルとラジエルも加わって、なんとかミカエルを眠らせる事に成功したとか。

ﾗｼﾞ:ほんと…ばっかじゃねの!!(半泣)
ｳﾘ:……(ミカエル怖ぇぇっ)
ｻﾞﾄﾞ:わりぃ…マジでわりぃ…(大反省)

〜制裁─END...〜

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