ある意味謎の関係

「スクアーロ大好き!よっ世界一!」

「ありがとよぉ゛」




これはヴァリアー邸内ではよくある会話である。

「いつもながらローってスクアーロのこと好きよねぇ」

「それを普通に返すスクアーロも慣れた感じだね。初めの頃は顔真っ赤にしてたのに…つまらないね」

「王子的にはローがスクアーロ好きなのがムカつく。鮫のくせに」

「そこコソコソとうるせぇぞぉ!何が言いてーんだぁ」


そう、好きや愛してるとローがスクアーロ言っているのはもう当たり前で。でも実のところある疑問を持つ者もいた。


「ム…やっぱりローとスクアーロって付き合ってるのかい?」
「えっそうなんじゃねーの?マーモン変なこと言うなって、」

「ううん」
「付き合ってねーぞぉ」


「「「………………え?」」」

そう、二人は付き合ってはいなかった。



(えっマジで!?王子てっきりできてるとばっかり)
(あら駄目だわ、私全然二人のことが分からないわ!)

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