安心できる場所

今日スクアーロは長期任務から帰ってきた。
会いたくてすぐスクアーロの部屋に行くと疲れているせいかボスに報告書提出した後、すぐに寝てしまったようだ。

「ローちゃんが部屋に来たのに寝てるなんて!まぁ起こさないけど。疲れてんだもんね」

寝ているベットの端に座り頭を撫でる。

「髪さらさら〜さすがスクアーロ。…でも私が来ても寝てるなんて暗殺者あるまじき行為!」

何本か髪の束を取り、髪どうしを絡ませてくくっていく。

「こう見るとホントに女の子みたい。―――短髪にしてやろうか」

「!?」

「あっおはよースクアーロ」

がばっと音がしたと思ったらさっきまで熟睡していたスクアーロが勢い良く起きた。

「今なんかすごい俺の身に危機が来た気が…」

「そうなん?てか熟睡なんて珍しいね〜」

「…んなのローが居るって分かったからだぁ。お前が居たら安心出来るしな」

「!〜〜〜スクアーロ大好き!」


これからは一緒に寝ようか、スクアーロ!

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